日本産業機械工業会、７月の産業機械受注状況を発表

平成２５年７月　産業機械受注状況


１．概要

　本月の受注高は３，０８１億１，０００万円、前年同月比１０９．０％となった。

　内需は、２，２０１億８，４００万円、前年同月比１１０．０％となった。
　内需のうち、製造業向けは前年同月比１０８．６％、非製造業向けは
　同９５．０％、官公需向けは同１７４．６％、代理店向けは同８６．９％であった。
　増加した機種は、ボイラ・原動機（１４２．８％）、化学機械（１０１．０％）、圧縮機（１０１．０％）、変速機（１１７．８％）、その他機械（１３９．８％）の５機種であり、減少した機種は、鉱山機械（８７．８％）、タンク（３８．４％）、プラスチック加工機械（８３．２％）、ポンプ（９４．９％）、送風機（７７．０％）、運搬機械（８５．２％）、金属加工機械（６１．５％）の７機種であった（括弧の数字は前年同月比）。

　外需は、８７９億２，６００万円、前年同月比１０６．５％となった。
　本月、プラント案件はなかった。
　増加した機種は、鉱山機械（４９０．５％）、化学機械（１００．４％）、タンク（７５８．８％）、プラスチック加工機械（１５２．４％）、圧縮機（２０４．６％）、送風機（３８５．０％）、変速機（１４８．７％）、金属加工機械（２９４．６）の８機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機（５３．３％）、ポンプ（９３．０％）、運搬機械（９６．３％）、その他機械（７２．７％）の４機種であった（括弧の数字は前年同月比）。


２．機種別の動向

　〔１〕ボイラ・原動機
　　紙・パルプ、電力の増加により前年同月比１１０．２％となった。

　〔２〕鉱山機械
　　外需の増加により同１４３．４％となった。

　〔３〕化学機械（冷凍機械を含む）
　　官公需の増加により同１００．９％となった。

　〔４〕タンク
　　その他非製造業の減少により同４７．３％となった。

　〔５〕プラスチック加工機械
　　外需の増加により同１２６．６％となった。

　〔６〕ポンプ
　　官公需、外需の減少により同９４．４％となった。

　〔７〕圧縮機
　　外需の増加により同１４６．７％となった。

　〔８〕送風機
　　外需の増加により同１００．７％となった。

　〔９〕運搬機械
　　鉄鋼、その他非製造業の減少により同９０．０％となった。

　〔１０〕変速機
　　その他製造業、卸売・小売、官公需、外需の増加により同１２２．０％となった。

　〔１１〕金属加工機械
　　外需の増加により同１１０．８％となった。


　※以下の資料は添付の関連資料「平成２５年７月　産業機械受注状況」を参照

　　（表１）産業機械　需要部門別受注状況
　　（表２）産業機械　機種別受注状況
　　（表３）平成２５年７月　需要部門別機種別受注額