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日本TI、超小型モバイル・ウェアラブル・デバイスに最適なDLP Picoチップセットを発表

2013-09-12

TI、超小型モバイル、ウェアラブル・デバイスに最適なDLP Picoチップセットを発表
アーキテクチャにより、輝度と解像度を大幅に向上



 テキサス・インスツルメンツはIFA 2013で、次世代スマートフォン、タブレット、デジタルカメラのほか、ニア・アイ・ディスプレイなどのウェアラブル・デバイス向けに、光/電力効率向上により高輝度と高解像度を実現したDLP(R)Pico(TM)チップセットの最新製品『0.2"TRP』を発表しました。

 DLP Picoファミリの最新製品『0.2"TRP』チップセットは、「2013 International CES」で発表(http://www.dlp.com/jp/technology/dlp-press-releases/press-release.aspx?id=1557)されたTilt&Roll Pixel(TRP)アーキテクチャと同時に、今年初めに開催されたMobile World Congressでデモが行われた、アダプティブ型IntelliBright(TM)アルゴリズムを初めて採用しています。

 『0.2"TRP』チップセットは、消費電力の最大50パーセント低減を実現しながら、フレーム間で最大100パーセントの輝度向上を可能にし、さらに、先行製品に比べ解像度を倍増することができます。この結果、DLP Picoファミリにより、極めて高い現実感を持つ高輝度、高精細画像の提供が可能になり、人々が日常生活での経験を、いつでも、どこでも共有する道が新たに拓かれます。

 DLP Picoビジネス・ユニットのマネージャー、フランク・モイジオ(Frank Moizio)は「お客様の創造力と情熱のおかげで、『0.2"TRP』チップセットは、モバイル機器による大画面プロジェクションの普及に向けた、新たなベンチマークとなると確信しています」と述べ、さらに「お客様の先駆的な製品により、最も魅力的でユニークなディスプレイ製品の創造への道が拓け、ユーザーにとってモバイル機器の価値が新たな次元へ高まるものと期待しています」と語りました。

 DLP Picoは、従来のモバイル・エレクトロニクス製品の枠を超え、急成長を遂げているウェアラブル市場などの新しい成長市場の技術として、新たな用途を次々に開拓しています。多くのウェアラブル・デバイスと同様に、ニア・アイ・ディスプレイ製品の場合も、スタイルと性能の微妙な最適バランスが要求されるなど、設計の際に独特の技術的課題の克服が必要になりますが、Vuzix Corporationの社長兼CEOであるポール・トラバーズ氏(Paul Travers)は「この分野でDLP Picoは抜きんでた地位を確保しています」と述べています。

 さらに同氏は「当社のシースルー・ニア・アイ・ディスプレイ製品の低消費電力と高輝度に対する極めて厳しい要件に完全に対応しているのが、新しいDLP Picoチップセットです」と述べ、「比類のない省電力特性と高コントラストを同時に実現していることから、他の技術を採用した場合に比べ、電池使用時間の延長と、画像の輝度と鮮明度の向上を実現した製品をお客様に提供できるようになりました」と語りました。

 ワールドクラスのブランド製品を提供する企業やメーカーは、すでに、新しいDLP Picoチップセットを採用した製品開発に積極的に取り組んでいます。『0.2"TRP』チップセットの詳細については、http://www.dlp.com/2trp-pico-chip-press/jp(英語)をご覧ください。

 Twitterでは@TI_DLP(https://twitter.com/ti_dlp)からDLPに関するツィートをフォローでき、YouTubeのYouTube.com/DLPTechnology(http://www.youtube.com/dlptechnology)ではDLPのビデオをご覧いただけます。DLPテクノロジー全般の最新アプリケーションについては、ホームページ(http://www.dlp.com/jp)をご覧ください。


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 1996年以来、テキサス・インスツルメンツのDLP(R)テクノロジーは、インテリジェントなディスプレイ技術を含め、世界をリードする、さまざまなディスプレイ機器に採用されており、広範な用途で色彩、コントラスト、明瞭度、輝度の面で優れた特性を持つ高解像度画像を提供してきました。DLPのインテリジェントなディスプレイ機能は、車載、医療、双方向プロジェクションなどの広範なアプリケーションで、ユーザーに対しコンテンツの双方向利用を可能にしています。DLPテクノロジー採用のアプリケーションは、デジタルシネマ用映写機(DLP Cinema(R))や、大規模ホール、会議室、教室、ホームシアターなどの施設で使われる大型ディスプレイ機器から、手のひらに乗るサイズから画像の表示を可能にするDLP Pico(TM)搭載のモバイル機器にまで広がっています。すべてのDLPチップには、超高速でスイッチングを行う最大800万個の極小ミラーが敷き詰められています。この高速スイッチング・スピードの利点により、DLPは今までにない新たなアプリケーションを実現します。
 DLPテクノロジーに関する情報は、ホームページ(http://www.dlp.com/jp)およびツイッター(http://www.Twitter.com/TI_DLP)でも発信しています。

 *DLP、DLPロゴはテキサス・インスツルメンツの登録商標です。
 *すべての商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。


テキサス・インスツルメンツおよび日本テキサス・インスツルメンツについて>

 テキサス・インスツルメンツは(本社:米国テキサス州ダラス、会長、社長兼CEO:リッチ・テンプルトン、略称:TI)は、未来のイノベーションを生み出すアナログICおよび組込みプロセッサを主に開発設計・製造するグローバルな半導体企業です。未来を変革する10万社にのぼるお客様を支援しています。当社の情報はホームページ(http://www.tij.co.jp)をご参照ください。

 日本テキサス・インスツルメンツ(本社:東京都新宿区、社長:田口 倫彰、略称:日本TI)は、テキサス・インスツルメンツの子会社で日本市場における外資系半導体サプライヤです。当社に関する詳細はホームページ(http://www.tij.co.jp)をご参照ください。


以上


■読者向けお問い合わせ先
 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社
 プロダクト・インフォメーション・センター(PIC)
 URL:http://www.tij.co.jp/pic


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