イマコト

最新の記事から注目のキーワードをピックアップ!

Article Detail

インフォコム、医療機関内の薬剤マスタの一元化を支援ツールを販売開始

2013-08-31

医療機関内の薬剤マスタ一元化支援ツールの販売を開始。
電子カルテなど院内システムと連携。データ作成効率化、誤登録防止に寄与〜


 インフォコム株式会社(http://www.infocom.co.jp/)(東京都渋谷区 以下、インフォコム)は、医療機関内で稼働する電子カルテなど院内システムの稼働に必要な薬剤マスタの初期作成を大幅に効率化し、一元化を支援するツール「DMEntry」の販売を10月から開始します。


【「DMEntry」販売開始の背景】
 医療機関ではここ数年の間に、電子カルテの導入など院内業務のIT化が急速に進んでいます。しかしながら、院内使用の薬剤について、統一された管理コード体系が整えられているものではなく、システムごとにコード/マスタが独自に存在しています。これにより、同じ薬剤を使用していても、管理するシステムごとに異なるコードを使用せざるを得ず、ITシステムの導入により得られるはずの効率化などの効果を得ることができない、また、情報の誤登録等の弊害も生じています。


【「DMEntry」について】
 インフォコムは、各種システムを納入している多くの医療機関様からこのような状況であることをお聞きしており、これを解決するためのツール「DMEntry」を開発/提供することといたしました。

 「DMEntry」は、当社が提供している医療機関向け医療用医薬品情報データベース「DICS−MASTER」と連携し、医療機関内で稼働する各種システムの薬剤マスタの一元化を支援するツールです。本製品を導入いただくことで、薬剤マスタの初期作成の作業を大幅に効率化することが可能となります。


【「DMEntry」の機能/特長】
 「DMEntry」の機能は、以下のとおりです。

 院内薬剤コード採番:インフォコムの医療用医薬品情報データベース「DICS−MASTER」に収載されている薬剤に対し、院内薬剤コードを自動生成。院内で使用しているシステムの薬剤マスタの一元管理をサポート。処方薬剤、注射薬剤など、マスタ単位で自動連番/手動付番の設定をすることも可能。
 電子カルテ薬剤マスタ登録:自動採番した薬剤マスタを電子カルテの薬剤マスタとして登録。データベース直接更新、中間データベース参照、ファイル(CSV/XML形式)IF方式などで提供可能。
 調剤支援システム用ファイル出力:調剤支援システムで必要な項目をXMLファイルで出力。院内薬剤コードの付番により、マスタのメンテナンス時にコード入力ミスを防止。
 相互作用チェックマスタ出力:「採用薬品のみ」「持参薬チェック用」などの用途で、薬品間の相互作用について全薬品の組み合わせファイルを電子カルテのチェックマスタのレイアウトに合わせて出力。
 持参薬マスタ提供:電子カルテの薬剤マスタと同様のレイアウトで持参薬用の全件薬剤マスタを出力。


 これらの機能により、下記効果を実現します。
 ・薬剤マスタの初期データ作成の効率化
 ・薬剤マスタの誤登録防止
 ・院内の薬剤マスタの一元管理
 ・電子カルテの薬剤マスタの配信を受けているその他のシステムへのマスタ配信
 ・患者の持参薬を含む薬剤の相互作用チェック


【「DMEntry」のシステム連携イメージ】

 *添付の関連資料を参照


【今後の展開】
 インフォコムは、医療機関向けに投薬管理や服薬指導に効果的な薬剤情報管理システムを提供しています。今回提供を開始する「DMEntry」とこれらのシステムの連携を強化し、薬剤管理業務をより効率化できる製品の提供を進めていきます。


【「DMEntry」のデモンストレーション】
 2013年9月21日(土)、22日(日)に開催される「第23回日本医療薬学会年会」(http://23jsphcs.jtbcom.co.jp/)(会場:宮城県仙台市)において、インフォコムが提供している薬剤情報管理システム等の製品展示を行います。今回ご紹介した「DMEntry」も出展予定です。

 <展示製品>
  ・薬剤マスタ一元化支援ツール「DMEntry」
  ・医薬品情報検索システム「DICS」
  ・処方チェックシステム「DICS−PS」
  ・薬剤管理支援システム「PICS−WEB/KS」
  ・持参薬管理システム「J−Reporter」
  ・病棟薬剤業務支援システム「Ward Meister」
  ・医薬品情報データベース「DICS−MASTER」


インフォコムのヘルスケア事業について】
 インフォコムは、2013年3月期を初年度とする中期経営計画(2012年2月公表)(http://www.infocom.co.jp/ir/management/strategy.html)において、医療機関や製薬企業、健康保険組合向けにITサービスを提供するヘルスケア事業を重点事業領域の一つに位置付け、製品/サービス機能の強化や品質向上、競争力強化に取り組んでいます。

 医療機関向けITサービスでは、医療機器/医療システムとの連携により、広範囲な医療情報を有効活用するソフトウェア製品やソリューション、情報サービスを提供しており、多くの医療機関でご利用いただいております。
 また、既存の製品/サービス群に加え、新たに「手術部門システム」や「看護勤務管理システム」、「災害・救急自動車映像伝送システム」などをリリースしています。

 製薬・医療機器関連企業のセールス&マーケティング活動をサポートする最先端のITサービスや、健康保険組合の医療費適正化や加入者の利便性向上を支援するサービスなど、医療関連分野におけるサービス領域の拡大を進めています。


以上


※本リリースに記載された会社名、サービス名及び製品名等は該当する各社の登録商標または出願中の商標です。

この記事に関連するキーワード

健康保険組合 インフォコム 救急自動車 電子カルテ meister

Related Contents

関連書籍

  • 死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    詩歩2013-07-31

    Amazon Kindle版
  • 星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    前田 徳彦2014-09-02

    Amazon Kindle版
  • ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    大久保 明2014-08-12

    Amazon Kindle版
  • BLUE MOMENT

    BLUE MOMENT

    吉村 和敏2007-12-13

    Amazon Kindle版