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JFEエンジニアリング、三菱地所から名古屋駅前の「サイクルツリー」を受注
JR名古屋駅前で「サイクルツリー」を受注
〜大阪に続いて大都市圏でオフィスビル内駐輪場に採用〜
JFEエンジニアリング株式会社(本社:東京都千代田区、社長:岸本純幸)はこのたび、名古屋で中部圏で初めてとなる機械式駐輪場「サイクルツリー」を受注しましたのでお知らせします。
(参考)http://www.jfe-eng.co.jp/news/2013/20130508093200.html
受注したのは、三菱地所株式会社(本社:東京都千代田区、社長:杉山博孝)がJR名古屋駅前で建替えを進めている大名古屋ビルヂング内の駐輪場です。
大名古屋ビルは名古屋都心部の都市再生を目指して再開発される計画で、その一貫として、地域の放置自転車対策や街の美観形成のため公益駐輪場が設置されます。
(参考)http://www.mec.co.jp/j/news/archives/mec130523_dainagoya_bldg.pdf
今回採用された「サイクルツリー」は、スペースが限られた高層ビルの地下部分に円筒型4基を配置することで952台の自転車を収容します。地上に姿を見せるのは入出庫ブースのみのため、街の美観を損なうことなく路上駐輪を一掃することができます。また、わずか23秒というスピーディな入出庫で、ターミナル駅前の混雑する場所でも入出庫時に渋滞することはありません。これらの点をお客様から高く評価され、今回の受注につながりました。
当社の「サイクルツリー」は、これまで自治体が進める駅前駐輪対策のインフラとして全国14ヶ所(総収容台数17,323台)で採用されてきました。昨今は、全国の都市部で駐輪場の附置義務が広がりを見せており、当社は公共施設に加えてオフィスビルや商業ビルに対してもサイクルツリーの技術提案を積極的に進めています。
こうした中、今回の受注は、大都市圏のオフィスビル内の駐輪場としては、5月の大阪の清和梅田ビルに続いての2件目の受注となりました。
■受注概要
1.施主 :三菱地所株式会社
2.設計監理会社 :株式会社三菱地所設計
3.元請企業 :清水建設株式会社
4.基数(収容台数):4基(952台)
5.ビル完成予定 :2015年10月末
※以下の資料は添付の関連資料「イメージ画像」を参照
・再開発後の大名古屋ビル(完成予想パース)
・設置される地下円筒型サイクルツリー(完成予想パース)