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昭和電工、7月16日出荷分から液化塩素や苛性ソーダなどの価格を値上げ
液化塩素・苛性ソーダ・次亜塩素酸ソーダの価格改定について
昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)は、液化塩素・苛性ソーダ・次亜塩素酸ソーダの価格改定を次のとおり行うことを決定いたしました。
1.価格改定の内容
(1)値上げ幅
液化塩素 5円/kg以上
苛性ソーダ 13円/kg以上(固形換算した値上げ幅)
次亜塩素酸ソーダ 5円/kg以上
(2)実施時期 2013年7月16日出荷分より
2.価格改定の背景
当社は2011年春からの原燃料価格の上昇に対応し、コストダウンをこれまで重ねてまいりましたが、自助努力による削減に限界があることに加え、昨今の電力エネルギーコストの急騰、および工業塩の価格上昇に伴い、これらの製品については収益性が急速に悪化しております。このような状況下、今後とも本製品の安定供給体勢と事業の維持継続を行うには、お客様にその一部のご負担をお願いせざるを得ないとの結論に至りました。
塩素は塩化ビニルなどの塩素化合物、苛性ソーダは洗剤・化学繊維等の原料に使用される他、両製品ともさまざまな化学製品を製造する際の不純物除去、漂白、中和、軟化等の工程に用いられます。また両製品を原料とする次亜塩素酸ソーダは、水道水・プールの殺菌消毒や紙・パルプの漂白などに使用され、いずれの製品もさまざまな分野において広く用いられる基礎化学品です。
以上