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日立、大正銀行の次期基幹系システムに地域金融機関向け共同アウトソーシングサービスを提供
大正銀行が次期基幹系システムとして日立の地域金融機関向け
共同アウトソーシングサービス「NEXTBASE」の採用を決定
株式会社大正銀行(取締役社長:吉田 雅昭/以下、大正銀行)は、このたび、株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)が提供する地域金融機関向け共同アウトソーシングサービス「NEXTBASE」(ネクストベース)を次期基幹系システムとして採用することを決定しました。次期基幹系システムの稼働時期は、2014年度(平成26年度)下期を予定しています。
大正銀行が「NEXTBASE」を採用する主なねらいは、以下のとおりです。
1.利用者サービスの向上
地域金融機関向け共同アウトソーシングサービスを利用することにより、制度変更などへ迅速に対応できるとともに、大正銀行のノウハウを生かした自由な商品設計が可能であるため、利用者のニーズにあった商品・サービスをこれまで以上に迅速に提供することが可能となります。
2.業務継続性の強化
最新のハードウェア、ソフトウェアの採用により、信頼性の高いシステム運営を実現します。
コンピュータシステムは、バックアップセンターを有する2センター構成となっており、万一の大規模災害時にも速やかな復旧が可能になります。
3.経営の効率化
定型化している銀行の基幹業務システムを共同化することにより、システム開発・運用コストを削減し、コア業務へシステム資源を集中することで、経営基盤の一層の強化を図ります。
大正銀行は、最先端技術を採用した「NEXTBASE」を利用し、利用者サービスの一層の向上、業務継続性および経営の効率化を実現すべく、鋭意取り組んでいきます。
なお、日立の「NEXTBASE」は、今回の大正銀行の加盟により11行が採用(*1)する、第二地方銀行協会加盟行向けとしては業界最大規模(*2)の共同アウトソーシングサービスです。今後も、日立はさらなる採用行の拡大を図っていくとともに、先進システム機能の追加を継続しつつ、安全・確実なサービスの提供を行っていきます。また、日立の総合力を生かし、基幹系のみならず営業店システムや情報系システム分野まで、「NEXTBASE」での共同化範囲を拡大することにより利用者サービスの向上・採用行の経営効率化へ寄与していきます。
*1 現在稼働中は7行
*2 日立調べ(2013年6月21日現在)
■「NEXTBASE」について(Hitachi NEXT Banking Solution for Excellent regional banks)
日立の「NEXTBASE」は、勘定系、外接系などの基幹系システムを、地域金融機関向けの共同利用型として提供しているサービスです。また、各種情報系システムとの連携を円滑に行うための統合データベースシステムのほか、採用行の経営戦略を実現するための各種サービスがメニュー化されています。
→地域金融機関向け共同アウトソーシングサービス「NEXTBASE」に関するWebサイト
http://www.hitachi.co.jp/NEXTBASE/
■商品名称等に関する表示
・「NEXTBASE」は株式会社日立製作所の商品名称です。
・その他、記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
以上