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東洋エンジニアリング、ブラジルで水素製造設備の建設工事を受注

2013-06-01

ブラジル関連会社が水素製造設備を受注


 東洋エンジニアリング株式会社(TOYO、取締役社長 石橋 克基)が出資するブラジル合弁会社のトーヨー・セタール・エンプレエンジメントス(TSE)は、このたびブラジル国営石油会社(ペトロブラス)が、ブラジルリオデジャネイロ州イタボライに建設中のコンペルジェ石油化学コンビナート内に設置される水素製造設備の建設工事を受注いたしました。プロジェクトのスコープは詳細設計、資機材調達、建設、試運転支援で、プロジェクトの完成は2016年半ばを予定しております。

 ペトロブラスはコンペルジェ石油化学コンビナートを、ブラジル国内で生産される重質油を原料に、同国で需要が高まっている軽油および石油化学製品の増産を図る重要プロジェクトと位置付けています。TOYOは現在、同コンビナートのユーティリティ設備(水処理設備/発電設備)の建設工事を遂行中であり、これに加えてTSEが水素製造設備建設を担当することとなります。

 TSEは、2012年5月にTOYOとブラジル大手エンジニアリング会社SOG−オレオ・イ・ガス(SOG)がそれぞれ50%ずつ出資して設立したブラジル法人TSパーティシパソエス(TSPI)の100%子会社として、主に陸上設備に係るEPCを実施する事業会社です。

 TOYOはブラジルで過去15年間に30件を超えるプロジェクトを遂行し、現在はコンペルジェ石油化学コンビナート案件の他、ガス処理プラントや洋上原油生産設備等を遂行中です。


<受注概要>
 ■客先:ブラジル国営石油会社(Petroleo Brasileiro S.A.、ペトロブラス
 ■受注者:トーヨー・セタール・エンプレエンジメントス(TOYO−SETAL Empreendimentos Ltda.:TSE、ブラジル法人。TOYOの持分法適用会社(出資比率50%)TSPIの100%子会社。主に陸上設備のEPCを担当)
 ■建設地:ブラジルリオデジャネイロ州イタボライ(コンペルジェ石油化学コンビナート)
 ■対象設備:水素製造設備(250,000Nm3/h)
 ■役務内容:詳細設計、機器資材の調達、据付、試運転支援
 ■運転開始:2016年半ば


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