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積水ハウス、宮城県名取市でスマートタウン「スマートコモンステージ美田園」を販売開始

2013-05-24

東北初 全棟ゼロエネルギー住宅「グリーンファースト ゼロ」で
防災と電力問題に対応するスマートタウン「スマートコモンステージ美田園」販売開始


 積水ハウス株式会社(本社:大阪市北区、社長:阿部俊則)は、被災地の復興に寄与する取り組みとして、まちの省エネ・創エネ仕様と防災機能を高めたスマートタウン「スマートコモンステージ美田園」(宮城県名取市)の販売を開始しました。

 「スマートコモンステージ美田園」では、全40区画に建築する住宅を今年4月に販売開始したゼロエネルギー住宅「グリーンファースト ゼロ」とします。
 東日本大震災以降、節電や防災性能の向上へのニーズが急速に高まっています。また、政府は日本のエネルギー事情を反映し、全消費電力量の約3割を占める家庭部門で住宅のゼロエネルギー化を推進。2020年までに一次エネルギー消費量が正味(ネット)で概ねゼロとなる「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」を標準的な新築住宅とすることなどを掲げています。
 「グリーンファースト ゼロ」は、「アルゴンガス封入複層ガラス」「高断熱サッシ」を採用した「ハイグレード断熱仕様」や「高効率エアコン」「LED照明」などの省エネ設備を採用し、日射・通風配慮設計などのパッシブ技術を取り入れることで、快適に暮らしながら、エネルギー消費量を大幅に削減。さらに太陽電池や燃料電池による創エネで「エネルギー収支ゼロ」を目指すゼロエネルギー住宅です。家庭内のエネルギーの「見える化」に加え、太陽電池・燃料電池の発電量や蓄電池運転状況などの「見守り」機能を備えたHEMS(Home Energy Management System)も標準搭載します。
 これらの高い省エネ性能と創エネにより、1世帯当たりで年間約29万円の光熱費削減が可能です。
 「スマートコモンステージ美田園」の40世帯で発電する電力量は、年間163MWhとなり、余剰電力は近隣へ供給(電力会社に売電)し、供給電力量は年間143MWh(一般家庭の約40世帯分)となります。“まちの発電所”として、電力問題の解消に貢献するとともに、年間で約160t(スギの木約11,500本相当)のCO2排出量削減にも貢献します。


■「スマートコモンステージ美田園」の特長
 [1]40世帯で約40世帯の年間消費電力量相当分を近隣に供給し、電力問題の解消とCO2排出量削減に貢献 [2]ゼロエネルギー住宅「グリーンファースト ゼロ」で1世帯当たり年間約29万円の光熱費を削減
 [3]制震システム「シーカス」と3電池連動の「グリーンファースト ハイブリッド ゼロ」で災害時も安心なまち

 さらに「スマートコモンステージ美田園」では、制震システム「シーカス」を標準装備し、太陽電池・燃料電池・蓄電池を連動制御して、非常時にも電気のある暮らしができる「グリーンファースト ハイブリッド ゼロ」も積極的に導入。また、ホームセキュリティの導入や警備員の巡回など、災害に強く、防犯面にも配慮したまちづくりを行っていきます。
 当社は「安全・安心」「健康・快適」「エネルギー」「見守り」の4つのキーワードを軸に、全国12か所で「スマートコモンシティ」を展開しており、環境に配慮しながらエネルギーの自立を図り、安心で豊かなコミュニティを育む持続可能なまちづくりを進めてまいります。


 経済産業省は「住宅・ビルの革新的省エネ技術導入促進事業費補助金(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業)」の公募を2013年5月21日より開始しました。「グリーンファースト ゼロ」は、この制度の基準に準じた一次エネルギー消費量がゼロとなる性能確認を1棟ごとに実施しており、加えて制度の各種要件を満たすことで、1戸当たり最高で350万円の補助を受けることができます。


■「スマートコモンステージ美田園」の概要
 所在地:宮城県名取市美田園6丁目
 交通:仙台空港アクセス線「美田園」駅より徒歩5分
 総開発面積/総区画数:9698.11m2/40区画(第1期25区画、第2期15区画)


積水ハウス独自のスマートタウン「スマートコモンシティ」
 2011年3月に発生した東日本大震災に伴う深刻な電力不足を受け、人々のエネルギーへの問題意識や再生可能エネルギーへの関心、エネルギーの自立やコミュニティの再生をテーマとしたスマートハウス、スマートタウンへの期待が高まりました。
 これらを受け、まち全体の約2割を3電池搭載のスマートハウス「グリーンファースト ハイブリッド」とし、「安全・安心」「健康・快適」「エネルギー」「見守り」の4つのキーワードで、「SLOW & SMART」な豊かな暮らしの実現を目指す積水ハウス独自のスマートタウンが「スマートコモンシティ」です。
 まち全体で省エネ・創エネに取り組み、電気エネルギーの自給自足や、「まち全体が発電所」となって近隣への電力供給を目指します。災害時や停電時にも普段とほとんど変わらない生活ができる3電池システムや制震システム「シーカス」などを備えた住宅による災害に強いまちづくり、そして、住民とともにコミュニティを育むまちづくりを進めています。
 「スマートコモンステージ美田園」(宮城県名取市)をはじめ、「スマートコモンシティ明石台」(宮城県富谷町)、「スマートコモンステージけやき平」(茨城県古河市)、「スマートコモンシティちはら台」(千葉県市原市)、「スマートコモンステージ四街道めいわ」(千葉県四街道市)、「スマートコモンステージ瀬谷」(神奈川県横浜市)、「スマートコモンライフ甲府富士見」(山梨県甲府市)、「スマートコモンライフ天白平針」(愛知県名古屋市)、「スマートコモンライフ松阪」(三重県松阪市)、「スマートコモンライフ伊賀」(三重県伊賀市)、「スマートコモンシティ林町」(香川県高松市)、「照葉スマートタウン」(福岡県福岡市)の全国12か所で計画が進行中で、既に新しい暮らしが始まっています。


*参考画像などは、添付の関連資料を参照


 ※前ページの数値試算条件:仙台市に建つ128m2、3人家族、専業主婦、東北電力、仙南ガス、積水ハウスハイグレード断熱、太陽光発電4kW、燃料電池、高効率エアコン、蛍光灯+LED照明、断熱浴槽。一般家庭の1世帯当たりの電力消費量は、年間3,600kWh(電気事業連合会公表値)として試算。

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