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日本産業機械工業会、平成24年度の産業機械受注状況を発表
平成24年度 産業機械受注状況
(平成24年4月〜平成25年3月)
平成24年度の産業機械受注総額は、内外需とも減少し、前年度比77.5%の4兆5,931億円となり、3年ぶりに前年度を下回った。
内需は、前年度比86.5%の2兆7,736億円となり、3年ぶりに前年度を下回った。
外需は、前年度比66.9%の1兆8,195億円となり、3年ぶりに前年度を下回った。
1.需要部門別受注状況
(1)内需
[1]製造業
化学、鉄鋼、電気機械、情報通信、自動車、造船の減少により、前年度比86.6%の9,157億円となり、3年ぶりに前年度を下回った。
[2]非製造業
電力の減少により、前年度比75.3%の9,473億円となり、3年ぶりに前年度を下回った。
[3]民需計
[1]と[2]を加算した民需の合計は、前年度比80.5%の1兆8,631億円となり、3年ぶりに前年度を下回った。
[4]官公需
地方公務の減少により、前年度比96.3%の5,800億円となり、2年ぶりに前年度を下回った。
[5]代理店
前年度比114.8%の3,303億円となり、3年連続で前年度を上回った。
なお、内需で増加した機種は、鉱山機械(109.3%)、ポンプ(117.2%)、送風機(130.4%)、金属加工機械(124.0%)の4機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(81.8%)、化学機械(冷凍含)(82.1%)、タンク(31.4%)、プラスチック加工機械(98.9%)、圧縮機(90.1%)、運搬機械(86.3%)、変速機(85.0%)、その他機械(87.6%)の8機種である(括弧は前年度比)。
(2)外需
アジア、オセアニアの減少により、前年度比66.9%の1兆8,195億円となった。
なお、外需で増加した機種は、鉱山機械(300.3%)、運搬機械(116.1%)の2機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(74.3%)、化学機械(冷凍含)(55.0%)、タンク(49.5%)、プラスチック加工機械(84.1%)、ポンプ(98.8%)、圧縮機(66.2%)、送風機(84.2%)、変速機(60.3%)、金属加工機械(54.4%)、その他機械(77.5%)の10機種である(括弧は前年度比)。
2.機種別受注状況
(1)ボイラ・原動機
電力、外需の減少により、前年度比78.9%の1兆3,253億円となり、3年ぶりに前年度を下回った。
(2)鉱山機械
鉱業、外需の増加により、前年度比148.1%の231億円となり、5年ぶりに前年度を上回った。
(3)化学機械(冷凍機械を含む)
化学、電力、その他非製造業、官公需、外需の減少により、前年度比65.8%の1兆3,654億円となり、2年ぶりに前年度を下回った。
(4)タンク
電力、外需の減少により、前年度比36.4%の277億円となり、2年ぶりに前年度を下回った。
(5)プラスチック加工機械
自動車、外需の減少により、前年度比89.6%の1,663億円となり、3年ぶりに前年度を下回った。
(6)ポンプ
その他非製造業、官公需の増加により、前年度比111.8%の3,332億円となり、3年連続で前年度を上回った。
(7)圧縮機
はん用・生産用、その他非製造業、外需、代理店の減少により、前年度比76.6%の2,422億円となり、3年ぶりに前年度を下回った。
(8)送風機
鉄鋼、運輸・郵便、代理店の増加により、前年度比124.1%の260億円となり、2年ぶりに前年度を上回った。
(9)運搬機械
非鉄金属、情報通信、自動車、造船、電力、情報サービス、官公需の減少により、前年度比96.3%の3,396億円となり、3年ぶりに前年度を下回った。
(10)変速機
化学、その他製造業、官公需、外需の減少により、前年度比79.6%の438億円となり、2年連続で前年度を下回った。
(11)金属加工機械
外需の減少により、前年度比73.0%の1,654億円となり、3年ぶりに前年度を下回った。
(12)その他
官公需、外需の減少により、前年度比85.6%の5,345億円となり、2年ぶりに前年度を下回った。
※以下の資料は、添付の関連資料「平成24年度 産業機械受注状況」を参照
(表1)最近の産業機械の需要部門別受注状況
(グラフ1)需要部門毎の推移(年度・受注金額)
(表2)最近の産業機械の機種別受注状況
(表3)平成24年4月〜平成25年3月 主な需要部門別受注状況
(グラフ2−1)機種毎の推移(年度・受注金額)
(グラフ2−2)機種毎の推移(年度・受注金額)
(表4)平成24年4月〜平成25年3月 需要部門別受注額累計