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三菱地所、先進技術を集中導入した東京・日本橋の「茅場町グリーンビルディング」が竣工
より快適で、よりスマートで、より環境にやさしい次世代オフィスの創造に向けて
「茅場町グリーンビルディング」竣工のお知らせ
オフィス環境を一新する複数の先進技術を日本初導入し、使用エネルギーを約45%削減
三菱地所株式会社が、中央区日本橋茅場町一丁目7番3号において「(仮称)茅場町計画」として開発しておりました「茅場町グリーンビルディング」が、本年5月10日に竣工を迎えることとなりました。
茅場町グリーンビルディングは、三菱地所グループが目指す次世代オフィスの一つの姿を形としたもので、オフィス環境を一新する複数の先進技術をテナントビルとして日本初導入しています。
情報化社会、知識化社会を迎え、急速にグローバル化が進展するなか、日本の経済を支える各企業には、高い創造性を発揮し独自の付加価値を生み出すことが求められています。また、それらの企業で働くワーカーも、ライフスタイルの多様化が進み、仕事に対する意識や働き方が大きく変化しています。更に、近年ではエネルギー問題に対する対策も急務となっています。
茅場町グリーンビルディングは、こうした新しい時代に求められるオフィスの在り方を提案する、モデル的な取り組みです。
茅場町グリーンビルディングには、当社グループが自社内で実験を進めてきたハイブリッド輻射空調システムや知的照明システムなど、オフィス環境を改善する様々な先進技術を集中的に導入しています。
これにより、ワーカーが十分に知的生産性を発揮できるオフィス環境とともに、非常に高いレベルの環境性能も実現しました。一般のオフィスビルに比べ使用エネルギー(CO2換算)を約45%削減できる見込みであり、CASBEE−Sクラスにも認証されています(実施設計段階)。
また、今後テナント様にご利用いただく中で、運用の最適化を図り、その技術が持つポテンシャルを最大限引き出していくことで、より快適で、よりスマートで、より環境にやさしい次世代オフィスの実現を目指します。
高い付加価値を生み出す次世代オフィスの存在は、そこに入居する企業の収益力を高め、それがひいては我が国の国際競争力を強化することにもつながります。
三菱地所グループは、茅場町グリーンビルディングにおける実証を踏まえ、大手町・丸の内・有楽町エリアにおける新築・大規模ビルへの展開も視野に入れて、次世代オフィスの創造にチャレンジしてまいります。
※外観写真・計画概要などリリース詳細は、添付の関連資料を参照