日比谷花壇、福島「三春滝桜」が写真合成される春の空間装飾サービスを開始

AR技術の活用により
日本三大桜の１つ　福島の「三春滝桜」の前で写真が撮れる
記念撮影スポットを組み込んだ春の空間装飾サービスを開始
写真投稿１回につき１０円が「三春滝桜」保存のために寄付される仕組みも用意


　株式会社日比谷花壇（本社：東京都港区、代表取締役社長：宮島浩彰）は、AR（拡張現実）技術を使って、日本三大桜の１つである福島県の「三春滝桜」と写真が撮れる記念撮影スポットを組み込んだ、春の空間装飾サービスの提供を、３月８日（金）から開始します。本物の桜のディスプレイなどの空間装飾と組み合わせることで、よりエンターテインメント性の高い空間装飾として、ショッピングモールや観光施設、空港やターミナルステーション、ホテルなどに向けて、本サービスを提供していきます。また、撮影した写真を当社が指定する特設サイトに、三春滝桜や福島県への復興応援メッセージとともに投稿いただいたくと、投稿１回につき１０円を、三春滝桜保存のために、三春町役場に寄付する仕組みを用意しています。

　三春滝桜は、福島県田村郡三春町大字滝字桜久保にある日本三大桜の１つで、樹齢１０００年以上と言われており、大正１１年１０月１２日に　国の天然記念物に指定されました。東日本大震災ではほとんど被害もなくその姿を保った三春滝桜は、福島の地域の人々を勇気づけています。

　当社は、カメラで映した映像にCGやテキストなどのデジタル情報を合成して表示するAR技術と、装花等による空間装飾を融合した、装飾サービスの提供を２０１２年秋から展開しています。記念撮影されることも多い桜をはじめとする春の空間装飾向けに、福島復興への応援の想いを込めた本装飾サービスを企画いたしました。

　利用者が、当社オリジナルのスマートフォンアプリ「ポップアップカメラ」（ARシステム）＊をダウンロードし、アプリを起動後、スマートフォンのカメラをARマーカーを設置した空間装飾に向けてかざすと、マーカーを認識し、三春滝桜のARコンテンツを表示・演出します。空間装飾の中に表れる、桜のコンテンツと一緒に、記念撮影することが可能で、カメラをかざす角度を変えることで、夜桜となり、表示されます。

　当社は、お客様の要望に合わせ、ARコンテンツを組み込んだ空間装飾の企画・デザインから、ARコンテンツの制作、AR技術に対応したチラシやパンフレットの制作、イベント施工までをトータルでサポートしています。洗練された高級感あふれるデザインから、ファミリー向け施設でのポップでキュートなデザインまで、全国のショッピングモールやオフィスビル、ショールーム、さらには客船など、あらゆる空間を、それぞれのコンセプトに合わせ、日比谷花壇ならではの、生花やグリーン、アートフラワーをはじめとするこだわりの素材で装飾しています。

　今後も、新たな技術や企画を組み込みながら、お客様のニーズに合わせた空間装飾サービスを提供していきます。


　＊本アプリは、iOS、Android　OSの双方に対応しています。
　＊画像はAR技術による三春滝桜の記念写真のイメージです。ARマーカー設置した空間装飾（左画像※）にスマートフォンのカメラをかざすと三春滝桜が表われます（右画像※）。

　※画像は添付の関連資料を参照


＜株式会社日比谷花壇について＞
　１８７２年創業、１９５０年に東京・日比谷公園店の出店後、株式会社日比谷花壇を設立。現在、全国に約１８０店舗を展開。ウエディングフラワーコーディネート、フラワーギフトの企画・制作・販売のほか、法人企業向けフラワーディスプレイ、装花を伴うイベントのプロデュース・セールスプロモーション、株主優待ギフト・福利厚生インセンティブの企画、スペースデザイン、屋内緑化の企画・設計・施工等を行い、花とみどり溢れるライフスタイルを提案しています。今後もさまざまな日常の生活のシーンの中に、花とみどりのある生活文化を創造していきます。