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ＩＤＣ Ｊａｐａｎ、２０１２年〜２０１６年の国内製品別ＩＴ市場予測を発表
国内製品別ＩＴ市場予測を発表
・２０１２年の国内ＩＴ市場規模は、前年比成長率２．６％、１３兆５，１８９億円、国内ＩＣＴ市場規模は、前年比成長率０．７％、２４兆７，４７８億円と予測
・２０１１年〜２０１６年のＩＴ市場年間平均成長率は０．９％、２０１６年ＩＴ市場は１３兆７，５４５億円、ＩＣＴ市場年間平均成長率は０．３％、２０１６年ＩＣＴ市場は２４兆９，０７７億円と予測
・２０１３年、スマートフォンの市場規模はＰＣを逆転、ＩＣＴ市場の拡大、変革をけん引していく
・ＩＴベンダーには、スマートフォンに対する戦略的取組みが生き残りに必須
ＩＴ専門調査会社ＩＤＣ Ｊａｐａｎ株式会社（所在地：東京都千代田区九段北１‐１３‐５、代表取締役：竹内正人、Ｔｅｌ代表：０３−３５５６−４７６０）は、２０１２年第２四半期の実績、および最新の景気動向などに基づき２０１２年〜２０１６年の国内製品別ＩＴ市場予測を発表しました。
これによると２０１１年の国内ＩＴ市場規模は１３兆１，７８２億円、前年比成長率は０．９％減となりました。国内ＩＴ市場に通信サービス市場を加えた国内ＩＣＴ市場は２４兆５，７７３億円、前年比成長率は０．７％減となりました。
２０１２年は、復興財政支出、金融緩和、エコカー補助金などによって景気が浮揚し、それに伴い国内ＩＴ市場、国内ＩＣＴ市場はともにプラス成長となります。２０１２年の国内ＩＴ市場規模は、１３兆５，１８９億円、前年比成長率を２．６％と予測します。２０１２年の国内ＩＣＴ市場規模２４兆７，４７８億円は、前年比成長率を０．７％と予測します。
国内ＩＴ市場の２０１１年〜２０１６年の年間平均成長率（ＣＡＧＲ：Ｃｏｍｐｏｕｎｄ Ａｎｎｕａｌ Ｇｒｏｗｔｈ Ｒａｔｅ）は０．９％、国内ＩＣＴ市場は０．３％と予測しています。２０１６年の国内ＩＴ市場規模は１３兆７，５４５億円、国内ＩＣＴ市場規模は２４兆９，０７７億円と予測します。
２０１２年以降のＩＣＴ市場を大局的にみると、市場の成長、市場の変革をけん引していくのはスマートフォンです。これは国内ＩＣＴ市場、ワールドワイドＩＣＴ市場のいずれにおいても当てはまります。国内ＩＣＴ市場では２０１３年、スマートフォンの市場規模がＰＣを逆転します。国内スマートフォン市場の２０１１年〜２０１６年の年間平均成長率は４．８％と、高い成長率を予測しています。
ＩＤＣ Ｊａｐａｎ ＩＴスペンディング／ソフトウェア＆セキュリティ グループディレクターの和田 英穂は「ＩＴベンダーは、スマートフォンに対する戦略的取組みが生き残りのために必須である」と分析しています。
今回の発表はＩＤＣが発行したレポート「国内製品別ＩＴ市場 ２０１２年第２四半期の実績と２０１２年〜２０１６年の予測」（Ｊ１２０９０３０３）にその詳細が報告されています。本レポートでは、国内ＩＣＴ市場を製品セグメント別に分類し、市場動向と市場規模の予測を行っています。また、ワールドワイド第３のＩＴプラットフォーム市場をワールドワイドＩＴ市場の予測を分析している。なお、Ｗｏｒｌｄｗｉｄｅ Ｂｌａｃｋ Ｂｏｏｋの定義変更に合わせ、今回からタブレットスレートＰＣをＰＣ市場からタブレット＆ｅＲｅａｄｅｒ市場に移し、過去に遡って市場規模の修正を行っています。また、メディアタブレットをタブレットと名称変更しました。
【レポートの詳細についてはＩＤＣ Ｊａｐａｎへお問い合わせ下さい】
＜参考資料＞国内ＩＴ市場実績と予測： ２０１１年〜２０１６年
※添付の関連資料を参照
＜ＩＤＣ社 概要＞
Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｄａｔａ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ（ＩＤＣ）は、ＩＴおよび通信分野に関する調査・分析、アドバイザリーサービス、イベントを提供するグローバル企業です。４８年にわたり、ＩＤＣは、世界中の企業経営者、ＩＴ専門家、機関投資家に、テクノロジー導入や経営戦略策定などの意思決定を行う上で不可欠な、客観的な情報やコンサルティングを提供してきました。
現在、１１０か国以上を対象として、１，０００人を超えるアナリストが、世界規模、地域別、国別での市場動向の調査・分析および市場予測を行っています。
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