Article Detail
サクサ、各種センサ機能を備えた低消費電力の無線LANセンサ2機種を販売開始
低消費電力の無線LANセンサを用途別に2機種を開発し、販売開始!
〜消費電力の見える化を簡単に実現できる「WL100」と、
大切な方の安心・安全・快適な暮らしを見守ることができる「WL110」の2機種をラインナップ〜
サクサホールディングス株式会社の中核事業会社であるサクサ株式会社(代表取締役社長 越川雅生)は、低消費電力の無線LANチップを用いることで長時間の電池動作が可能で、各種センサ機能を備えた無線LANセンサ「WL100」「WL110」の2機種を平成24年8月10日(金)から販売を開始します。
企業や家庭では、東日本大震災以降、電力不足や電力使用制限等による、節電、省エネ対策の必要性からリアルタイムに消費電力を把握し、分析、管理することができる消費電力の見える化システムへの需要が高まっており、経済的で簡単に設置可能な電力センサが求められております。
これまで、平成23年10月からサンプル提供を開始し、お客様にご利用いただいてまいりました。
このたびその利用結果を反映し、赤外線学習リモコン機能の追加やデザインの一新を行ない、用途別に以下の2機種をあらためて商品化いたしました。
「WL100」は、電流測定用のCTセンサ(※1)を用いることで、特別な配線工事をすることなく簡単に設置でき、電流を測定可能な消費電力の見える化システムを構築することができます。
「WL110」は人感、温度、湿度、照度、傾斜センサを搭載しており、さまざまなセンシング(※2)のニーズに対応いたします。さらに家電制御用の赤外線学習リモコン機能を搭載しており、設定した室温や電流値などと連動して、エアコンや照明等の家電(※3)を制御することが可能です。
また、無線方式には公衆や一般家庭に広く普及している無線LANを採用しており、ネットワークへの接続時には専用のゲートウェイ等を必要とせず、既にご利用の無線LANアクセスポイントを利用することができ、初期投資を抑えることができます。電源は電池で動作可能であり、電源のない場所でも単三アルカリ電池2本で約3年間動作(※4)いたします。また、オプションで電源アダプタも用意しており、商用電源での連続動作も可能です。
本製品は、測定した電流値やセンサ信号情報を、無線LANアクセスポイントを経由し、お客様が構築するアプリケーションに送信するものであり、アプリケーションの構築の仕方によって、柔軟にさまざまな応用シーンでの活用が可能です。アプリケーションは、Windows(※5)用アプリケーションソフトをサンプルとして用意しております。さらに、アプリケーションのカスタム開発や、前面パネルのデザイン変更等のご要望にも対応いたします。
■主な特長
1.どこでも使える汎用のIEEE802.11bに対応
ネットワークへの接続は既設のアクセスポイントを活用。専用のゲートウェイは不要。
2.商用電源のない場所でも、単三アルカリ電池2本で約3年動作の低消費電力(※4)
商用電源のある場所では、ACアダプタでの使用も可能。
3.ワンプッシュで簡単接続(※6)
無線LANアクセスポイントとの複雑なセキュリティ設定も簡単に登録可能。
4.複数センサを実装
電流、人感、温度、湿度、照度、傾斜。
5.場所を問わない軽量小サイズ
100mm×66mm×30mm(突起部含まず)、100g(電池含まず)
※1 CTセンサ:Current Transformer センサ(変流器)
※2 センシング:sensing センサを利用して音・光・圧力・温度などを計測・判別すること。
※3 赤外線リモコン機能に対応した家電に限ります。
※4 UDP/IPで10分毎のデータ通信設定の場合です。ただし、使用環境や電波の状況により変動します。
※5 「Windows」は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
※6 一部対応できないメーカのアクセスポイントがあります。
*以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照