イマコト

最新の記事から注目のキーワードをピックアップ!

Article Detail

矢野経済研究所、世界と日本国内のPLM市場に関する調査結果を発表

2012-07-14

PLM市場に関する調査結果 2012〜順調に回復する世界市場、今後の回復に期待する日本市場〜


<調査要綱>

 矢野経済研究所では、次の調査要綱にてPLM市場についての世界および日本国内における調査を実施した。

 1.調査期間:2012年2月〜5月
 2.調査対象:PLMシステムメーカー
 3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e−mailによるヒアリングを併用


<PLM(Product Lifecycle Management)とは>
 開発・生産からメンテナンス、あるいはリサイクルにいたるまでの、製品のライフサイクル全般にわたり管理しようという概念。本調査では、それを実現するためのツールとして、CAD/CAM/CAE、PDM(Product Data Management)、デジタル・ファクトリー、ERP(Enterprise Resource Planning)系の各ツールがあるととらえている。


<調査結果サマリー>

◆2011年のPLM世界市場規模は9,500百万USドル
 2011年のPLM世界市場規模は対前年比13.1%増となる9,500百万USドル(システムメーカー出荷金額ベース)、回復遅れるPLM国内市場は対前年比7.7%増となる1,908億円(システムメーカー出荷金額ベース)と推計した。世界経済の順調な回復にともない、製造業設備投資も回復したことから、PLM市場は2010年以降、順調に回復している。しかし、国内市場は、震災、円高、デフレの影響などで回復は遅れている。

◆2012年以降は世界市場、日本市場ともに回復
 2012年のPLM世界市場は、10,300百万USドル(システムメーカー出荷金額ベース)と対前年比8.4%増の成長を遂げ、以降も堅調な成長を維持と予測する。
 日本国内のPLM市場も全体的には明るい状況になりつつあり、2012年のPLM国内市場は、2,020億円(システムメーカー出荷金額ベース)、対前年比5.9%増となり、以降もゆるやかな成長を維持すると予測する。

◆本格的に立ち上がるSaaS型のPLMサービス
 2011年以降、SaaS型のPLMサービスを開始するシステムメーカーが急速に増えてきた。SaaS化でユーザーはハードウェアソフトウェアを所有することがなくなり、システムのメンテナンスから解放され、利用するだけでよくなる。
 PLMシステムメーカーは、生産管理、SCM、会計、あるいは環境情報管理など、さまざまな機能を提供することで、次世代ものづくり基盤を運用するという大きな役割が求められる。


<資料発刊>
 資料名:「2012 PLM市場の実態と展望」
    http://www.yano.co.jp/market_reports/C54108400


 ※以下、リリースの詳細は添付の関連資料「オリジナルリリース」を参照

Related Contents

関連書籍

  • 死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    死ぬまでに行きたい! 世界の絶景

    詩歩2013-07-31

    Amazon Kindle版
  • 星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    星空風景 (SKYSCAPE PHOTOBOOK)

    前田 徳彦2014-09-02

    Amazon Kindle版
  • ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    ロンドン写真集 (撮影数100):ヨーロッパシリーズ1

    大久保 明2014-08-12

    Amazon Kindle版
  • BLUE MOMENT

    BLUE MOMENT

    吉村 和敏2007-12-13

    Amazon Kindle版