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丸紅情報システムズ、USB3.0接続インターフェースボードを販売開始
MIPI規格対応モバイル組込みイメージセンサ用USB3.0接続インターフェースボード 販売開始
丸紅情報システムズ株式会社(略称:エムシス/MSYS、本社:渋谷区渋谷3−12−18、社長 小川 和夫)は、株式会社 画像技研(東京都調布市、社長 竹内 宏、設立1986年3月)が開発した、携帯電話やスマートフォン、タブレット端末などモバイル機器が搭載するカメラ用のイメージセンサを、パソコンに接続して動作させるためのインターフェースボード「ITL−MU3(アイティーエルエムユースリー)」の販売を開始します。
同様の機能を有するモバイル組込み用イメージセンサ接続インターフェースボードとしては初めて次世代高速通信規格"USB3.0"に対応しました。(MSYS調べ)
モバイル機器向けイメージセンサのデータ送受信規格「MIPI CSI−2」形式のデータ通信を、パソコン等の電子機器に周辺機器を接続するための規格として広く普及しているUSB規格のデータ通信形式にリアルタイムで変換・出力します。出力側のインターフェースは、最新のUSB規格"USB3.0"に対応し、現在一般的に使われている"USB2.0"の規格最大転送速度480Mbpsの約10倍にあたる5Gbps(規格理論値)で出力することが可能です。入力側のインターフェースは、MIPI CSI−2における規格上の最大通信速度4Gbpsに対応しています。入力用のインターフェースを2つ備え、同時に2台のイメージセンサを接続することができます。基板の大きさは縦155mm、横110mmです。
イメージセンサとイメージセンサを制御するパソコン等の電子機器を接続するインターフェースの開発が不要になるため、イメージセンサのデモや検査環境の構築が容易に行えるようになります。また、カメラ機能を必要とするロボットや検査装置などに、高性能ながらも安価なモバイル用イメージセンサを活用する際の開発期間が短縮できます。
ITL−MU3の販売価格は19万8千円(税別)です。MSYSではモバイル機器やカメラ機能を必要とする検査装置等の製造メーカなどを中心に販売をすすめ、初年度1億円の売上をめざします。
【ITL−MU3製品仕様】
※添付の関連資料を参照
■製品ホームページ:http://www.marubeni-sys.com/device/itl/
※製品画像は添付の関連資料を参照
【株式会社 画像技研について】
画像技研は、先端的な画像処理技術を応用した製品の開発・製造、受託設計を行っている開発型企業で、特にFPGAを使用した高速・リアルタイム画像処理に強みを持っています。製品については、カスタマイズ等のお客様のご要望に柔軟に対応しています。2009年よりMIPIアライアンスに加入し、対応製品の開発を行っています。
画像技研ホームページ:http://www.gazogiken.co.jp/
【丸紅情報システムズについて】
丸紅情報システムズは、最先端ITを駆使した付加価値の高いソリューションやサービスを、お客様視点で提供するソリューションプロバイダです。製造・流通・サービス・小売・金融業を中心とする様々な業界の知見と高度な提案力、コンサルティングからシステム設計・構築、運用・保守サービスまでをワンストップで提供する総合力、そして、グローバルな視点からお客様の差別化に貢献する最先端技術が私たちの強みです。エンタープライズソリューション、製造ソリューション、プラットフォーム&ネットワーク、データセンターを軸とするビジネスサービスの4つの事業展開でお客様のビジネスを支援します。
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