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日本製紙グループ本社、2012〜2014年度の第4次中期経営計画を策定
日本製紙グループ第4次中期経営計画(2012−2014)を策定
〜 復興計画の完遂と事業構造の転換、営業利益700億円を目指す 〜
株式会社日本製紙グループ本社(社長:芳賀 義雄)は、第4次中期経営計画(2012〜2014年度)を策定しました。「グループビジョン2015」に向けて取り組む最後の中期経営計画として、2014年度に営業利益700億円の実現を目指します。
当社グループは東日本大震災により日本製紙石巻工場(宮城県石巻市)等、主力工場が甚大な被害を受けましたが、石巻工場の復旧とともに生産能力80万トンの設備停機などに取り組む「洋紙事業の復興計画」を進めております。
第4次中期経営計画ではその完遂を目指し、洋紙事業の収益力強化を図るとともに、パッケージ・紙加工事業、木材・ケミカル事業、エネルギー事業などの成長分野を伸ばし、グループ事業構造の転換を図りながら、持続可能な成長を実現してまいります。
<第4次中期経営計画「復興計画の完遂と事業構造の転換」>
■主要テーマ
洋紙事業の収益力強化
○復興計画の完遂(250億円の収益改善)
○販売、製造両面でのさらなる競争力強化
事業構造転換に向けた取り組み強化
<事業会社の再編>
○パッケージ・紙加工、木材・ケミカル事業の強化
○エネルギー事業、新規事業への取り組み強化
海外事業の収益力強化
○オーストラリアンペーパー社の競争力強化
○理文造紙とのシナジー強化
財務体質の改善
○D/E1.5倍以下の早期実現
■経営目標(カッコ内は2011年度実績)
売上高:1兆1,200億円(1兆424億円)
営業利益:700億円(365億円)
D/Eレシオ:1.5倍以下(1.9倍)
ROE:8%以上
以上