微細粒ペーストを用いた鋼構造物の延命化技術の開発について 〜高度経済成長期に造られ老朽化対策が課題となっている  橋や建造物などの社会インフラへの適用に期待〜  当社は、橋梁や大型機械設備等を中心とした鋼製構造物に生じる疲労亀裂の進行を遅らせることによって延命化する技術を開発しました。この技術は、微細粒のアルミナとオイルを混合したペースト(※図1参照)を亀裂表面に塗布することにより、進展速度を最大で1/10まで低減するものです。こうした技術はこれまで研究段階のものはありましたが、開発まで至ったのは当社が初めてとなります。今後マーケティング調査を進め、2014年度からの事業化を目...