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トレンドマイクロ、クラウド向けデータ保護ソリューション「Trend Micro SecureCloud 2.0」を発売
サーバセキュリティとの連携を強化し、クラウドのデータを保護する
「Trend Micro SecureCloud(TM) 2.0」を発売
〜異常を検知したサーバからデータへのアクセスを防止〜
トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:エバ・チェン 東証一部:4704、以下、トレンドマイクロ)は、クラウド向けデータ保護ソリューション「Trend Micro SecureCloud 2.0(以下、TMSC)」を2012年1月16日より受注・出荷開始します。
新バージョンでは、総合サーバセキュリティソリューション「Trend Micro Deep Security(以下、TMDS)」との連携を強化し、不正プログラム感染やコンテンツが改ざんされたサーバが重要なデータへアクセスすることを防止します。また、新たにトレンドマイクロが運用する鍵管理サーバを利用してサービスプロバイダがサービスを提供する形態を本バージョンの提供と合わせて開始します。
TMSCによる今後一年間の販売目標は2億円です。
企業や団体が保有する個人情報・機密情報を狙ったサイバー攻撃は、標的の情報を盗む過程で、サーバに不正プログラムの感染や脆弱性を利用した攻撃を仕掛けます。特にパブリッククラウドでは、第三者とサーバやストレージのインフラを共用するため、クラウド上のデータ保護が求められます。
TMSCは、クラウド上に保存されたデータを暗号化するソリューションです。
クラウド上に保存されたデータをボリューム単位で暗号化し、セキュリティポリシーに適合したサーバ以外からのデータへのアクセスを防止します。
サーバにインストールされたTMSCエージェントが対象サーバの情報を収集し、セキュリティ対策の実施有無などのあらかじめ指定したポリシーを満たしていれば、鍵管理サーバから鍵が発行されデータへアクセスできます。
TMSCの新バージョンでは、サーバへの不正プログラム感染や脆弱性を利用する攻撃やファイルやレジストリなどの不正変更を検知するTMDSと連携することで、不正プログラム感染やコンテンツが改ざんされた場合、サーバ上の異常を検知し、該当のサーバが重要なデータへアクセスすることを防止します。
また、クラウドサービスプロバイダがTMSCを利用してセキュリティサービスを提供する場合には、ユーザ企業ではなく、サービスプロバイダが鍵管理サーバを構築・運用する必要があります。
この度、新たにトレンドマイクロが運用する鍵管理サーバを利用してサービスプロバイダがサービスを提供する形態を開始します。これにより、サービスプロバイダは、初期の設備投資や運用コストを抑えて、安全性の高いクラウドサービスの提供を始めやすくなります。
■製品詳細ページ:本製品の詳細は下記Webサイトにてご確認いただけます。
Trend Micro SecureCloud:
http://jp.trendmicro.com/jp/products/enterprise/securecloud/
※本リリースに掲載されている内容は、2011年11月30日現在の情報をもとに作成されたものです。今後、価格の変更、仕様の変更、バージョンアップ等により、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。
※TRENDMICRO、SECURE CLOUDおよびTrend Micro Deep Securityは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。
各社の社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。
お問い合わせ先
トレンドマイクロ株式会社 営業
TEL:03−5334−3601
URL:http://www.trendmicro.co.jp