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富士通など、3次元仮想検証シミュレーター「VPS」の新製品「V15L12」を販売
組立アニメーションの作成時間を従来比10分の1以下に短縮する新VPSを販売開始
富士通株式会社(以下、富士通)とデジタルプロセス株式会社(注1)(以下、デジタルプロセス)は、製造業のお客様に向け、バーチャルなものづくりを支援する3次元仮想検証シミュレーター「VPS(ブイピーエス:Virtual Product Simulator)」の新製品「V15L12」を、本日より販売開始します。
VPSは、その機能の一つとして、複写機やサーバなど数万点を超える部品で構成される高密度な電気・機械製品の開発において、3次元モデルを用いたコンピュータ・シミュレーションにより、組立プロセスの検討ができます。試作機を用いることなく、設計や生産準備の段階で検討できるため、その後の工程で生じる手戻りや修正も軽減でき、開発期間短縮とコスト削減、品質向上につなげることが可能です。
新製品では、組立プロセスのアニメーション(以下、組立アニメーション)を作成する時間を、従来比(注2)10分の1以下に短縮しました。これにより、製造現場の作業員に対し、組立アニメーションを活用して組立プロセスを指示する作業などがスピーディーに行えます。また、生産準備段階の技術者のみならず、設計者や製造作業者が自ら容易に組立アニメーションを作成できるため、設計や製造の現場で活用し、組立プロセスの検討や確認ができます。
[関連リンク] 「VPS」製品紹介サイト
http://jp.fujitsu.com/solutions/plm/virtual/vps/?pr1130
近年、製造業の海外進出が進む中、海外製造拠点それぞれの環境に対応した組立プロセスを、できるだけ現地に行かず、日本で検討するための仕組みが求められています。
その際、言語の異なる遠隔地の製造現場の作業者に対し、最適な組立プロセスを指示するうえで、組立プロセスのアニメーションを活用することへのニーズが高まっています。
上記を踏まえ、当社は独自のロジックにより組立アニメーション機能を強化し、作成時間を従来比10分の1以下に短縮したVPS「V15L12」を販売開始します。
<組立アニメーションを一括生成する「V15L12」の画面例>
※添付の関連資料を参照
※「新VPS「V15L12」の特長」などリリース詳細は、添付の関連資料を参照
【本件に関するお問い合わせ】
富士通コンタクトライン
0120−933−200
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