ＪＥＩＴＡ、９月の移動電話国内出荷実績を発表

２０１０年９月移動電話国内出荷実績

　※表は添付の関連資料を参照


９月の概況　

　２０１０年９月度の移動電話国内出荷台数は３，２６３千台、前年同月比１３４．７％と３ヶ月連続プラスとなった。

　携帯電話市場では今年度に入ってやや下げ止まり感が出てきている。９月までの累計では前年比１１１．３％、８月時点から４ポイント近く上乗せされ、成長率が２ケタに到達した。９月単月の成長率もこれを上回っており、市場回復度合いを判断するために、これから始まる年末商戦に向けての出荷動向を注視していく必要がある。

　９月度の携帯電話は３，１６５千台、前年同月比１３４．１％と３ヶ月連続プラスとなった。９月単月出荷実績でみると３００万台を超えたのは２００５年９月以来５年ぶり。Ｗｉ−Ｆｉ機能、防水、高解像度カメラ付など様々な特徴を持った製品の充実やスマートフォンが出荷を後押ししている。携帯電話のうち、ワンセグ対応製品は２，１６８千台、前年同月比１１４．６％で、ワンセグ搭載率は６８．５％、統計開始以来のワンセグ対応製品の累計出荷台数では、９２，５７１千台となった。一方ＰＨＳは９８千台、前年同月比１５７．３％と２ヶ月連続プラスとなった。　


＜参考資料（※添付の関連資料を参照）＞
　移動電話国内出荷実績推移（台数）
　２０１０年９月　携帯電話・ＰＨＳ契約数　
　２０１０年９月　携帯電話ＩＰ接続サービス契約数　
　調査対象