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東海カーボン、ポスコと等方性黒鉛素材の生産・販売合弁事業会社を韓国に設立
ポスコグループとの韓国における等方性黒鉛素材の生産・販売合弁事業会社設立について
東海カーボン株式会社(本社:東京都港区、社長 工藤 能成/以下、東海)はこのたび、韓国ポスコグループ(本社:大韓民国慶尚北道浦項市、会長 鄭 俊陽/以下、ポスコ)と共同で等方性黒鉛素材生産・販売合弁事業会社を韓国国内に設立することの基本方針につき合意いたしました。
合弁事業会社の資本金は700億ウォン(出資比率:ポスコ60%、東海40%)を予定しており、今後、平成24(2012)年春頃の設立に向けて詳細条件の検討を進めてまいります。
等方性黒鉛素材は、半導体や太陽電池部材を製造する工程で必須の素材で、中長期的な需要の伸びが予想されています。
合弁事業会社の生産設備は、韓国国内において建設し、等方性黒鉛素材の生産能力年間4,000トン規模を計画しており、平成26(2014)年内の稼働開始を予定しています。
合弁事業会社に対して、ポスコは韓国に設立予定の別の合弁会社から等方性黒鉛素材向けの原料を供給し、東海は等方性黒鉛素材の生産技術を提供いたします。
東海は、従来から、グループ会社である韓国東海カーボン株式会社(KOSDAQ上場)において、黒鉛素材の加工や高純度処理、炭化珪素コーティング等の川下工程の事業を行っております。この度の合弁事業を通して韓国国内でも川上工程の素材生産からの一貫供給
体制を整えることにより、中長期的に需要拡大が予想される等方性黒鉛素材および製品の安定供給を図っていく所存です。
以上