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日本IBM、非定型業務の効率化を支援するソフト「IBMR Case Manager V5」を発表

2011-11-19

非定型業務の効率化を支援するソフトウェア新製品



 日本IBMは(社長:橋本孝之、NYSE:IBM)は本日、非定型業務の効率化を支援する新しいソフトウェア「IBMR Case Manager V5」を発表し、11月25日から出荷開始します。

 ITを活用して業務プロセスを可視化し、プロセス改革を推進するビジネスプロセス管理が広がりつつあります。従来のビジネスプロセス管理は業務を定型化して管理し、最適化や自動化をすることによりプロセス改革を図ります。一方で、発生頻度が低く、対応方法が高度かつ多岐にわたる業務案件は定型化しづらく、担当者が手作業で対応することが一般的でした。

 「IBM Case Manager」は、あらかじめ定型化しておくことができず、その都度人間の判断が必要な非定型の業務の最適化をITで支援します。当製品ではプロセスをある程度の粒度で「部品」(=タスク)として定義しておくことで、担当者が「部品」を選択することで過不足なく適切な処理を行えるようにします。加えて、その過程で発生した行動や情報を記録することで、コンプライアンスの強化にもつながります。

 例えば、自動車損害保険会社における事故受付業務や支払業務において、想定される事故保険金よりも高額な支払請求を受けた場合は、定型の支払いプロセスを実施ではカバーできないため、担当者による様々な情報収集や特別な判断が必要になります。担当者は、まず始めに部品として定義された「事故状況の確認」を実施します。この中で、「警察から事故関連情報を入手」「専門医務チームの判断を入手」などの具体的なプロセスを実施するように定義されており、担当者が「事故状況の確認」に必要な情報を過不足なく入手し、適切に判断できるよう支援します。「事故状況の確認」をした結果、請求が妥当と判断した場合は「支払い」のプロセスへ進み、妥当でないと判断した場合は、次に部品として定義している「保険金詐欺の可能性判断」へ進む。「保険金詐欺の可能性判断」の中には、「当該申請者の取引履歴を照会」「法務部門と協議」などのプロセスが定義されており、担当者は必要なプロセスを実施する、といった形になります。

 今回発表のIBM Case Managerは、定型および非定型の業務プロセスをシステム化し、業務全体の見える化および最適化を実現する先進ケース管理(Advanced Case Management)製品です。先進ケース管理の詳細は、こちらをご覧ください。

 新製品の料金は、328,900円(1ユーザーあたり、税別)からです。

 新製品の詳細は、こちらです。
 http://ibm.com/software/jp/data/ecm/advanced-case-management/technologies.html


 IBM、IBM ロゴ、ibm.comは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点でのIBMの商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlをご覧ください。

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