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大日本印刷、環境に配慮した軟包材新工場が京都に竣工

2011-11-12

環境に配慮した最新鋭の軟包材新工場を京都に竣工

 
 大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、紙器や液体紙容器などを製造する田辺工場(京都京田辺市)に隣接して“軟包材”の新工場を建設しました。軟包材は、機能性に優れたフィルムを使用した袋やパウチ、チューブなどのパッケージで、食品や日用品、医療品などに幅広く利用されています。

 新工場は11月9日に竣工し、操業を開始します。


【新工場の概要】

●環境に配慮した最新鋭設備を導入
 環境保全へのニーズが高まるなか、DNPは具体的な方針と計画を立てて積極的に環境保全活動に取り組んでいます。その一環として新工場では、熱エネルギー源として「ヒートポンプ技術」を採用しました。印刷工程において、ヒートポンプから得られる熱媒体と、DNPが独自に設計・製作した乾燥装置を組み合わせることにより、石油や天然ガスなどの石化燃料を利用する必要がなく、電力使用量も抑えられることからCO2の排出量とエネルギー使用量を大幅に削減します。また、環境対応プロセス技術の確立により、生産工程で発生するVOC(揮発性有機化合物)を回収して「溶剤のリユース」と「溶剤の燃焼熱リサイクル」を図るなど、循環型工場を目指しています。

●多様なパッケージ製品の同一拠点での製造により効率化を実現
 DNPは、田辺工場において1995年より菓子などの紙器のほか、酒や牛乳などの液体紙容器を専門に製造しています。今回の新工場設立により、紙器・液体容器と軟包材を同一拠点で生産することで、紙とフィルムの複合製品などの効率的な生産を可能とします。

●環境配慮製品の開発を強化
 DNPは、環境負荷を低減するために、植物由来のバイオマスフィルム『バイオマテックR』や透明で高いバリア性を持つ『IBフィルム』を用いたパッケージ製品の開発を進めています。新工場ではこうした環境配慮製品を製造するとともに、水性印刷などの環境にやさしい印刷・加工技術も積極的に取り入れていきます。

 今後DNPは、「環境に配慮した工場」による「環境配慮型製品」のモノづくりを実現し、持続可能な社会へ貢献していきます。

 

 所在地:京都京田辺市大住西北向29−1
 
 敷地面積:63,000m2
 
 建築面積:27,000m2
 
 延床面積:43,000m2
 
 竣工:2011年11月9日
 

※ 参考資料は、関連資料参照

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