富士通ＳＳＬ、ＳａａＳ型の「統合マネジメント支援サービス」を販売開始

ＳａａＳ型の「統合マネジメント支援サービス」を販売開始
〜認証に関するマネジメント活動の効率化を支援〜



　株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ（本社：川崎市中原区小杉町、代表取締役社長：花岡　和彦、以下：当社）は、情報セキュリティマネジメントシステム（注１）（以下：ＩＳＭＳ）やプライバシーマーク（注２）（以下：Ｐマーク）など組織における各種認証規格に関するマネジメント活動をトータルに支援する、ＳａａＳ（注３）型の「統合マネジメント支援サービス」を１１月１日に販売開始します。

　多くの企業では、コンプライアンスや内部統制強化のためＩＳＭＳやＰマークなど各種認証を取得し、その認証規格に沿ったマネジメント活動を行っています。しかし、認証ごとの個別マネジメント活動には、作業の重複が見受けられます。また、Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ（Ｒ）Ｅｘｃｅｌ（Ｒ）を使った簡易ツールや手作業での運用は、担当者だけでなく承認者や事務局に負荷がかかり、認証取得後のマネジメントの手間とコストが課題となっています。近年、国際標準化機構（ＩＳＯ）をはじめとする各種認証のマネジメントについて共通化が検討され始め、統合マネジメントへの動きが活発化するなかで、企業は従来以上に効率的なマネジメントシステムの構築と運用を求めています。

　そこで当社は、ＩＳＭＳと個人情報保護マネジメントシステム（以下：ＰＭＳ）のマネジメント活動を統合し、管理体制や内部監査などマネジメント活動プロセスの標準化と効率化を実現する、ＳａａＳ型の「統合マネジメント支援サービス」の販売を開始します。
　本サービスは、ＩＳＭＳとＰＭＳの重複する作業を共通手順として統合し、情報の蓄積管理やワークフロー承認などの機能により作業の効率化を実現します。ＩＳＭＳとＰＭＳ統合することで、マネジメント活動に関するコストを４０％以上削減（注４）できるのに加え、外部審査機関との調整により外部審査費用も約１５％削減が可能（注５）となります。
　また、ＳａａＳ型サービスのため初期投資を抑え、短期で導入することができます。さらに、マネジメントシステムを一元化し見える化することで、新たなリスクの早期発見、早期対応も可能です。

　本サービスは、当社が１０年にわたり５００社以上のお客様に提供してきた認証取得支援など情報セキュリティコンサルティング実績から得たリスク分析などのノウハウを活用しており、当社が取得した特許技術が含まれています。当社は、２００７年にＩＳＭＳとＱＭＳを統合し、さらに２００９年にはＰＭＳを統合した統合マネジメントシステムを運用しています。この社内実践を活かし、今後、ＩＳＭＳ、ＰＭＳに加え、品質マネジメントシステム（ＱＭＳ）や環境マネジメントシステム（ＥＭＳ）など対応するマネジメントシステムを拡大し、お客様の認証取得から取得後のマネジメントまでをトータルにご支援してまいります。

　なお、当サービスについて、１１月１０日、１１日に開催する当社主催の「ＰｏｗｅｒｅｄＳｏｌｕｔｉｏｎフォーラム２０１１」にて、展示紹介いたします。


［ＳａａＳ型「統合マネジメント支援サービス」の利用イメージ］

　※添付の関連資料を参照


※ＳａａＳ型の「統合マネジメント支援サービス」の特長などは、添付の関連資料を参照