三井不動産レジデンシャル、マンション一括受電システム「ｅｌｅｃｏｓｕｎ」の導入を開始

ｅｌｅｃｏｓｕｎ（＊）

マンション一括受電システム「ｅｌｅｃｏｓｕｎ（エレコさん）」導入開始

高圧電力の利用で各住戸の電気料金を削減
太陽光発電設備および蓄電池搭載により防災・環境対応も強化

　＊ロゴは、添付の関連資料を参照



　■三井不動産レジデンシャル株式会社は、マンション各住戸の電気料金を削減し、太陽光発電設備および蓄電池搭載によりマンション全体の防災・環境対応を強化する高圧一括受電システム「ｅｌｅｃｏｓｕｎ（エレコさん）」（※１）を開発いたしました。「パークホームズ田無サウスレジデンス（東京都西東京市）」をはじめとして、「パークホームズ」シリーズや「パークシティ」シリーズなど、首都圏のファミリータイプ新築分譲マンションに今後積極的に導入してまいります。

　■「ｅｌｅｃｏｓｕｎ」は、マンション管理組合と電力会社が高圧電力の需給契約を締結することで、安価な高圧電力をマンション全体で一括受電するシステムです。各住戸の居住者が電力会社と個別に低圧電力の需給契約を締結する一般的な方式と比較して、各住戸の電気料金を約５％削減する効果が期待できます（※２）。

　■高圧電力から家庭で使用する低圧電力への変圧に必要な設備の設置や、各住戸の使用電力量の検針などは、マンション管理会社である三井不動産住宅サービス株式会社が行います。同社が受変電設備等の設置・保守・保安・更新、検針設備の設置および各住戸への電気料金請求などの業務をマンション管理組合から受託して行うことにより、安心・安全な高圧電力利用を可能にいたしました。

＜ｅｌｅｃｏｓｕｎ概念図＞

　※添付の関連資料「詳細資料」を参照

＜電気料金削減の概念図＞

　※添付の関連資料「詳細資料」を参照


　■「ｅｌｅｃｏｓｕｎ」導入のマンションには、太陽光発電設備および蓄電池が併せて設置されます。太陽光発電設備は、マンション共用部の電気料金削減やＣＯ２排出量削減に効果を発揮するほか、蓄電池と組み合わせて使用することで、災害時に継続的に使用できる非常用電源として利用できます。テレビやラジオ、携帯電話などの情報通信機器のほか、照明器具用の電源として役立ちます（※３）。

　■太陽光発電設備および蓄電池の設置、メンテナンス、機器の更新は、三井不動産住宅サービスにて行うため、マンション修繕計画に見込む必要がなく、管理費や修繕積立金の増額は不要です。


※１　「ｅｌｅｃｏｓｕｎ」は「高圧受電」・「電気料金削減」・「環境配慮」・「太陽光発電」を表す「ｅｌｅｃｔｒｉｃ」・「ｅｃｏｎｏｍｙ」・「ｅｃｏｌｏｇｙ」・「ｓｕｎ」という言葉を基にしたネーミングです。

　＜ロゴマーク＞
　　＊添付の関連資料を参照

※２　東京電力株式会社との低圧電力の需給契約での電気料金（従量電灯契約の従量料金）と比較して約５％の削減が期待できます。住戸あたりの使用電力量が４００ｋＷｈ／月の場合、電気料金削減額は年間約５，０００円になります。但しマンションでの電力使用状況により電気料金削減効果は異なるため、三井不動産レジデンシャルおよび三井不動産住宅サービスが電気料金削減を確約するものではございません。

※３　太陽光発電設備および蓄電池は、マンションごとに設置の有無や、各システムの容量が異なります。標準的なシステムの容量は、太陽光発電設備が約３ｋＷ（年間発電量約３，０００ｋＷｈ・ＣＯ２削減量年間約１，６００ｋｇ・電気料金削減年間約７０，０００円分相当）、蓄電池が約４ｋＷｈ（ワンセグテレビ稼働と携帯電話１０台の充電を約２４時間以上継続、充電残量が低下した場合は太陽光発電設備を自立運転モードに切り替えて充電可能）を予定しています。


　■三井不動産レジデンシャルは、今後も「すまいとくらしの未来へ」というコーポレートステートメントのもと、上質な住まいの提供と新たな暮らしの提案に努めてまいります。


以　上


＜添付資料＞「パークホームズ田無サウスレジデンス」物件概要

　※添付の関連資料を参照