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トヨタ、エコプラスチック採用拡大などハイブリッド専用車「SAI」を一部改良
TOYOTA、SAIを一部改良
植物資源が原料のエコプラスチック(*1)を室内表面積の約80%に採用拡大
TOYOTAは、ハイブリッド専用車SAIを一部改良し、全国のトヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店を通じて、11月1日より発売する。
今回の一部改良では、バイオPET(*2)を使い、耐熱性、耐久性などの性能を飛躍的に向上させた新エコプラスチックを、新たにシート表皮・フロアカーペット・パッケージトレイトリムに採用し、室内表面積におけるエコプラスチックの使用比率を約80%に拡大(従来型比+約20%) したほか、エンジンの制御を改良することで、燃費を24.0km/L(*3)(従来型比+1.0km/L(*3)) に向上するなど、環境への配慮を徹底している。
また、フロントロアグリル・ドアパネルにメッキモールを、センタークラスターに木目調加飾を追加することで高級感を演出したほか、フロントドアガラスには紫外線を約99%(*4)カットするスーパーUVカットガラスを採用し、快適性を向上している(除くS“Lセレクション”)。
さらに、外板色にグレーメタリックを追加するとともに、内装色は新色2色(ブラック、シェル)に一新したほか、静かなハイブリッド車の接近を歩行者などに知らせる車両接近通報装置を全車に標準装備した。
これに加え、サスペンション(フロント・リヤ)において、サスペンションメンバーに補強バーを追加することで操縦性・走行安定性を高めたほか、ショックアブソーバーなどのセッティングを変更し上質な乗り心地を実現している。
なお、スポーティな外観とした新仕様“ツーリングセレクション”、安全装備を充実した新仕様“Aパッケージ”、スポーティな外観としたうえで安全装備を充実させた新仕様“ツーリングセレクション・Aパッケージ”などを追加し、一段と魅力的なラインアップとしている。
(*1)トヨタ自動車(株)が自動車用に開発した、一般的なバイオプラスチックに比べ耐熱性、耐衝撃性などを向上させた植物由来(植物を原料とする)成分を含むプラスチックの総称
(*2)PET(ポリエチレンテレフタレート)の原料の一部であるモノエチレングリコールをさとうきび由来のバイオ原料に替えて製造したもの
(*3)10・15モード走行、国土交通省審査値
(*4)社内測定値
あわせて、ウェルキャブ(メーカー完成特装車)についてもベース車と同様の改良を施している。
※ 関連資料参照
【メーカー希望小売価格】
【ウェルキャブ メーカー希望小売価格】
以上
詳細情報につきましてはこちらをご覧ください。
http://toyota.jp/sai/index.html
<ウェルキャブ>詳細情報につきましてはこちらをご覧ください。
http://toyota.jp/welcab/sai/index.html
※ 製品画像などは、関連資料参照