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IHI運搬機械、アンゴラPAENAL Yard向け2500t陸上固定旋回式ジブクレーンを受注

2011-10-12

アフリカ最大級のジブクレーンを受注
アンゴラ向け海洋構造物建設用2,500tジブクレーン〜



 IHI運搬機械株式会社(本社:東京都中央区,社長:大坪 英志,以下「IUK」)は、このたび、アンゴラPAENAL Yard(パイナルヤード)向け2,500t陸上固定旋回式ジブクレーン(*1)を受注しました。
 PAENAL Yardは、海洋構造物を建造する造船会社で、主にFPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)建造時の大型モジュールの組立用として、本ジブクレーンが使用されます。本クレーンは、2013年3月までに同造船所にて運転開始となる予定です。

クレーンの主な特徴は、以下となります。

1.アフリカ最大の陸上固定旋回式クレーン
 ・本クレーンは、陸上に設置されるクレーンとしては、アフリカでは最大の旋回式クレーンとなります。
  2,500tという大荷重を吊れることで海洋構造物の建造においてモジュールサイズを大型化することが出来、お客様の生産性効率の向上に大きく貢献します。

2.軽量かつ大荷重吊りの可能
 ・2,500tという大荷重を吊ることが可能ですが、軽くて丈夫なパイプ鋼材を使用し、ジブ部にトラス構造(*2)を採用することにより、軽量化を達成しました。基礎への負荷を軽減するなどお客様のトータルコストダウンにも貢献します。

 IUKは、約100年の歴史を持ち、各種クレーンをはじめ、常に運搬機械の技術をリードしてきました。
 クレーンのトップメーカーとして、これまでアジアを中心に世界各国で様々なタイプのクレーンおよび港湾荷役機器を納入してきました。今後も当社の得意とする港湾向けクレーンを中心に、豊富な実績で蓄積されたノウハウ・技術を活かし、お客様のためにより安全で作業性のよい運搬機械を提供できるよう開発・販売を展開してまいります。


(*1):ジブクレーン:港湾埠頭、造船所などで主に使用されているジブ(肘=アーム)を持ったクレーン。
      様々なバリエーションがあり、固定式の他、移動式(レール走行・タイヤ走行)など用途に応じて選択できる。
(*2):トラス構造:三角形を基本単位としてその集合体で構成する構造形式のこと。



※以下の資料は添付の関連資料を参照
 ・ジブクレーン完成イメージ図
 ・モジュールを吊り上げるジブクレーンのイメージ図


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