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豊田通商、ナノテクノロジー素材を使用した「窓用遮熱・断熱フィルム」を販売

2011-10-12

世界初、ナノテク素材を使用した「窓用遮熱・断熱フィルム」を販売
〜 震災に伴う電力不足の軽減に貢献 〜


 豊田通商株式会社(本社:名古屋市、社長:加留部 淳、以下:豊田通商)は、このたびナノテクノロジー素材を使用した世界初「窓用遮熱・断熱フィルム」の試験販売を、2011年11月より開始いたします。

 本製品は、豊田通商が2010年8月に出資した、ナノテクノロジーを活用した次世代光学材料の製造販売を行うベンチャー企業、グランデックス株式会社(本社:岐阜県、社長:林宏三 、以下:グランデックス)と、機能性フィルムの製造販売を行う東洋包材株式会社(本社:東京都、社長:安永研二、以下:東洋包材)が製品化に向けた共同開発を行いました。

 今後、試験販売およびモニタリングの結果を踏まえ、オフィス・工場、学校などの法人を対象に、2012年4月より正式販売を行う予定です。


 豊田通商は、本製品を通じ、東北の震災で改めてクローズアップされた省エネと、地球環境における社会寄与・貢献に取り組んでまいります。


■(1)開発背景

・グランデックスが開発した世界初の次世代光学材料ナノバルーンシリカは、「透明断熱性」と「光拡散性」が特徴。

・東洋包材の既往技術「窓用遮熱フィルム」へ、 ナノバルーンシリカの「断熱効果」を添加することで、世界初「窓用遮熱・断熱フィルム」の製品化に成功。
 本製品は、ナノサイズの空気がフィルムに入ることで、高い断熱効果が得られることを他社にない強みとしている。

・従来の「窓用フィルム」は、一般的に熱を遮る夏向けの商材と認識されているが、本製品はナノバルーンシリカの「断熱効果」により、消費電力が夏場の約1.2倍となる冬場の暖房効率向上が期待できる。


■(2)期待される効果

・本製品は、国立大学法人名古屋工業大学にて、30%の消費電力削減効果が確認できており、暖房需要が見込まれる冬場に向けて活用が期待されている。


■「新遮熱・断熱フィルム」5大特徴
(1)優れた断熱性能
 特殊ナノ素材により夏場のみならず冬場の断熱性も向上
(2)明るさそのままで遮熱
 透明度高い(可視光線透過率76%)にもかかわらず日差しを約80%カット(夏場の消費電力を約20〜40%カット)
(3)自然な色合い
 ミラー効果が低い(可視光線反射率12.3%)為、建物の外観を損なわない
(4)紫外線を99%カット
 家具やカーテン等の色褪せを軽減
(5)夏場の熱割れリスク軽減
 日射吸収率(17.5%)抑えた事で熱割れリスクを軽減


※「ナノバルーンシリカとは」および会社概要は添付の関連資料を参照

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