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ナガセビューティケァ、働く女性の「震災とストレス」に関する意識調査結果を発表

2011-10-03

働く女性の「震災とストレス」に関する意識調査


 長瀬産業株式会社(本社:東京都中央区/代表取締役社長:長瀬 洋)の100%子会社である、株式会社ナガセビューティケァ(東京都中央区日本橋小舟町5−1/代表取締役社長:甲斐 義廣)では、このたび、東北と関東の20 歳代〜60 歳代の働く女性を対象とした‘働く女性の「震災とストレス」に関する意識調査’と題したアンケート調査を実施いたしました(調査期間:2011 年8 月27 日〜28 日、有効回答数520 人)。ここに調査結果がまとまりましたのでご報告いたします。

 震災で5歳くらい老けた・・・。
 働く女性の約5割が震災のストレスにより老化を実感。
 約7割が震災後「ストレスが増えた」と感じるなか、
 健康で若々しい自分でいることが前向きになれるモチベーションに。


トピックス

■働く女性の7割以上が、震災以降「ストレスが増えた」と回答。
 地震や放射能、さらに将来や経済的な不安がストレスの原因に!

■未婚の働く女性のほうが、ストレスによるダメージを受けやすい?
 「肌荒れ」、「便秘」、「不眠」、「太った」などで既婚の働く女性を上回る。

震災で5歳くらい老けた・・・。
 約5割が震災のストレスによる「老化」を感じており、平均で約5歳老けたと実感。

■ストレスも増えたし老化も感じるけれど、やっぱり若く見られたい!
 若く見られたい理由は、「キレイに見られたい」より「健康、元気に見られたいから」。
 震災以降、働く女性の意識は美容より健康へ!?

■5割以上が震災以降「健康に対する関心が増えた」と回答。
 健康にかける金額は毎月5,000円アップし、健康志向の高まりが浮き彫りに。

震災をきっかけに、「髪の毛を切った」女性が増加!
 とくに20代、東北地方、未婚の働く女性の回答目立つ。

震災を受け、無駄遣いをやめ、物を処分。働く女性にとって1番大切なものは「家族」。


 今年3月に発生した東日本大震災は、東北、関東を中心に大きな衝撃を与えました。ナガセ ビューティケァでは、働く女性もこの震災により、これまでの生活や意識が変化したのではないかと仮定。震災後の働く女性の「ストレス」、「老化」、「美容や健康に対する意識」に関する調査を実施しました。

 今回の調査では、震災により働く女性の多くがストレスを感じ、そのストレスにより「老化」も実感していることが分かりました。また、外見の美しさよりも、健康であることが大切だと感じている回答が続々とあがり、震災後の働く女性の健康志向の高まりが浮き彫りになりました。

■働く女性の7割以上が、震災以降「ストレスが増えた」と回答。
地震や放射能、さらに将来や経済的な不安がストレスの原因に!
 『東日本大震災以降、あなたのストレスに変化はありましたか?』と質問したところ、7割以上もの働く女性が「ストレスが増えた」と回答しました(「ストレスが増えた」22.5%、「ややストレスが増えた」51.5%)。これまでに経験したことのない震災に直面し、多くの働く女性が「ストレスが増えた」と感じていることが分かりました。また、具体的に『どのようなストレスが増えましたか?』と質問したところ、第1位は「地震や余震に対する不安」(81.0%)、次いで「放射能に対する不安」(57.9%)、「将来への不安」(50.4%)が続きました。
 地震や余震放射能といった事象に関することが上位にあがる一方で、将来や経済的なことについて、これからどうすればいいのか、と不安を抱える女性も多いことが分かりました。 (→調査結果の詳細はP.5、P.6)

震災によるストレスで身体や気持ちにも影響が。
「疲れが抜けない」、「やる気がでない」が上位に。
 未婚の働く女性のほうが、ストレスによるダメージを受けやすいという結果も。
 『ストレスにより身体や気持ちにどのような影響がありましたか?』と質問したところ、第1位は「疲れが抜けない」(49.4%)、次いで第2位「やる気がでない」(27.5%)、第3位「不眠」(26.8%)が上位にあがりました。未既婚別に見てみると、未婚の働く女性が、既婚の働く女性に比べて、「肌荒れ」、「便秘」、「不眠」、「太った」などの21項目中16項目でストレスによる身体や気持ちへの影響を感じている結果となりました。
 (→調査結果の詳細はP.7、P.8)

震災で5歳くらい老けた・・・。
約5割の働く女性が震災のストレスにより「老化」を感じており、平均で約5歳、歳をとったと感じている。
 『あなたは震災によるストレスで、自分自身の老化を感じましたか?』の質問には、約5割の女性が「老化を感じた」と回答しました(「老化を感じた」 8.1%、「やや老化を感じた」 42.3%)。年代別で比較してみると、50代で最も老化を感じているという結果となりました。また、『何歳くらい歳をとったと感じますか?』の質問には、「5歳」と回答した人が最も多く(41.2%)、平均で4.98歳、最大で15歳という回答があがりました。
 (→調査結果の詳細はP.9)

■ラジオ体操さえもつらい・・・。
自分が老けたと感じるのは、「疲れやすくなった、疲れが取れにくくなった」から。
 『具体的にどのような老化を感じましたか?』と質問してみると、「疲れやすくなった、疲れが取れにくくなった」(88 人)という回答が1 番多く、次いで「白髪が増えた」(25 人)、「体力の低下」(19 人)が続きました。
 「ラジオ体操さえもつらい」(40 代)、「寝ても疲れが取れない」(20 代)など「疲れやすくなった」という回答があがる一方で、「将来に何かを残そうという気が失せた」(60 代)など、前向きに考えられなくなり、何事もあきらめてしまう精神面での老化を感じている回答もあがりました。
 (→調査結果の詳細はP.10)

■ストレスも増えたし老化も感じるけれど、本当は3歳〜5歳くらい若く見られたい。
若く見られたい理由は、「キレイに見られたい」より「健康、元気に見られたいから」。
震災以降、働く女性の意識は美容より健康へ!?
 「あなたは若く見られたいと思いますか?何歳くらい若く見られたいですか?」と聞いてみると、7割以上の働く女性が「若く見られたいと思う」と回答。「3歳〜5歳」くらい若く見られたいと感じている人が多いことが分かりました(59.9%)。『若く見られたい理由は何ですか?』の質問には、「健康、元気に見られたいから」(55 人)という回答が最も多く、健康に見られることこそが若いということ、と感じている女性が多いことが分かりました。
 震災以降、働く女性の意識は「キレイに見られたい」といった美容面より、健康を重視する傾向にあるようです。
 (→調査結果の詳細はP.11)

■5割以上の働く女性が「健康に対する関心が増えた」と回答。
健康にかける金額、毎月約5,000円もアップ!
 『震災後、健康や美容に対する関心、かける金額に変化はありましたか?』と質問したところ、5割以上の働く女性が健康に対することに「関心が増えた」と回答しました(「関心が増えた」 15.2%、「やや関心が増えた」38.3%)。 また、健康にかける金額は、平均で毎月約5,000円も増えたことが分かりました。
 (→調査結果の詳細はP.12)

震災後の「健康や美容における変化」では、健康に関する回答が上位に集中!
働く女性の健康意識がより高まったことが浮き彫りに。
美容面では、「髪の毛を切った」女性が増加。とくに20代、東北地方、未婚で回答目立つ。
 『健康や美容において具体的にどんな変化があったかを教えてください』と質問すると、第1 位に「食材に気をつけるようになった」(58.5%)があがり、次いで「規則正しい生活を心がけるようになった」(35.9%)、「運動を心がけるようになった」(27.5%)が続きました。健康に関することが上位に集中しました。また、美容面では「髪の毛を切った」という回答が目立ち、多くの働く女性が、節電対策などを理由に震災をきっかけに髪の毛を切ったことが分かりました。とくに、20代、東北地方、未婚の女性で回答が高くなる結果となりました。
 (→調査結果の詳細はP.13、P.14)

■昨年と比べ、“電気を使わずに快適に過ごせる工夫”、
“暑さに負けない身体づくり”に気をつける女性が増加。
 『節電が呼びかけられるなか、昨年と比較して美容や健康において工夫していることを教えてください』の質問には、「エアコンの使用が減った」、「ドライヤーをあまり使わなくなった」など“電気を使わずに快適に過ごせる工夫”についての回答と、「食材や栄養バランスに気をつけるようになった」、「お金をかけずに運動をする」など“暑さに負けない身体づくり”についての回答が目立ちました。
 (→調査結果の詳細はP.15)

震災を受けて、無駄遣いをやめ、物を処分。本当に必要なものを見極めるきっかけに。
 『震災を受けて、やめたこと、切り捨てた物やことがあれば教えてください』という質問には、「無駄遣いをやめた」(60 人)と答える人が最も多く、次いで「電気の使い方を見直した」(52 人)、「物を整理し処分した」(30 人)、という回答が続きました。衝動買いやまとめ買いをやめ、これまで捨てられなかったものを処分するなど、働く女性にとって今回の震災は、本当に必要な物は何かを見極めるきっかけとなったようです。
 (→調査結果の詳細はP.16)

■働く女性にとって1番大切なのは「家族」。“家族”や“人とのつながり”の大切さ、改めて実感。
 最後に『今、あなたにとって1番大切だと思うことは何ですか?』と聞いてみると、多くの働く女性が「家族」(207 人)と回答。2008年に弊社が実施した調査結果によると、働く女性は‘自分の時間を大切にしたい’と感じている傾向がありましたが、今回の震災を受けて、多くの働く女性が、“家族”や “人とのつながり”を改めて大切だと実感していることが分かりました。
 (→調査結果の詳細はP.17)


※ 調査結果詳細は、関連資料参照

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