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ローランド、Windowsベースの音楽制作ソフトの新シリーズ「SONAR X1」発売
Windowsベースの音楽制作ソフトウェア SONARの新シリーズ「SONAR X1」発売
ローランド(株)(社長:田中英一 http://www.roland.co.jp/ 資本金:92億74百万円)は、パソコンで音楽制作する ためのソフトウェア・パッケージ「SONARシリーズ」のラインアップを一新、ワークフローを根本から見直した新しいユーザー・インターフェースによって、作曲/録音/ミックス(*1)などの作業が効率良く行える『SONAR X1(ソナー・エックス・ワン) シリーズ』の3機種を、12月下旬から発売します。
『SONAR X1』は、プロ仕様の最上位モデル「PRODUCER」、内蔵プラグイン(*2)・エフェクトやプラグイン・シンセサイザーの充実した中級モデル「STUDIO」、入門者にもおすすめの「ESSENTIAL」の3機種のラインアップとなっています。
今回『SONAR X1』では、ユーザー・インターフェースをシリーズ共通とし、操作性や作業効率性が大幅に向上しました。例えば、ドラッグ&ドロップにより直感的な操作が可能。一括したファイル管理が行える新設計の専用ブラウザから、プラグイン・エフェクト/シンセやループ素材を各トラックにドラッグ&ドロップするだけで音楽制作を行えます。また、各種ビューの大きさや位置、比率を自由に変更でき、さらに表示している画面の状態を録音用/編集用/ミキシング(*3)用などスクリーン・セットとして最大10種類保存できるので、それぞれの作業にすばやく移行しながら快適な曲づくりが可能です。
『SONAR X1』は、リアルなドラム・サウンド、多彩なプラグイン・エフェクト/シンセなどを標準搭載し、アコースティック楽曲からダンス・ミュージックまで幅広いジャンルの音楽を作曲できます。その他、高音質・高機能の録音/編集/ミックス/マスタリング(*4)機能も備えているので、本格的な音楽制作を実現できます。これから曲づくりに挑戦されるお客様はもちろん、ミュージシャンの楽曲や映画/ゲーム音楽の制作、オーディオ・エンジニアなどプロの方まで、幅広くお使いいただけます。
品名/品番
SONAR X1 PRODUCER
SONAR X1 STUDIO
SONAR X1 ESSENTIAL
価格
オープン価格
発売日
2010年12月下旬
初年度販売台数 (国内のみ)
10,000台 (3機種 合計)
製品のポイント
ユーザー・インターフェースの一新で、さらに快適な音楽制作環境を実現
ドラッグ&ドロップでプラグイン・エフェクト/シンセ、ループ素材が使用できる新設計ブラウザを搭載
新デザインのコントロール・バーや「MultiDock (マルチ・ドック)」機能により、各ビューを自由に配置可能
プラグイン・エフェクトをひとつにまとめられる「FX Chain (エフエックス・チェイン)」機能を搭載
アナログ・モデリングによる新開発の「ProChannel (プロ・チャンネル)」を搭載 (SONAR X1 PRODUCERのみ)
用語集
ミックス:
独立して録音された複数の各音源に対して、音量バランスや音質、エフェクト処理などの補正を行い、目立たせたいパートやフレーズを演出して、曲全体のバランスを整えること。
プラグイン:
ソフトウェアに後から機能を追加する拡張ファイル。DTM(デスクトップ・ミュージック)ではDirectXプラグインやVSTインなどが代表的で、この拡張子に対応したDAW*ソフトではエフェクターや音源などを追加できる。
*DAW:
“Digital Audio Workstation”の略。録音/編集など一連の作業をデジタルで行えるよう構築された音楽制作システム。
ミキシング:ミックスした後、最終的に1つのステレオ・トラック*にまとめる作業のこと。
*トラック:
DTMソフトなどで曲を作る上で、楽器や音声など各パートを分類して管理するための、シーケンス・データの記録単位。
マスタリング:
ミキシングが終わった曲を最終調整すること。曲全体の音圧を上げたり、音質を整えたりする。
詳細および主な仕様
詳細および主な仕様につきましては、専用ホームページでご確認ください。
http://www.cakewalk.jp/Products/SONARX1/
※本ニュースリリースに記載されている社名、製品名などの固有名詞は、各社の登録商標または商標です。
※ 製品画像は、関連資料参照