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野村総研、ふくおかフィナンシャルグループと業務協力協定を締結
ふくおかフィナンシャルグループと業務協力協定を締結
〜リレーションシップバンキング機能の強化を包括的に支援〜
株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:嶋本 正、以下「NRI」)は、株式会社ふくおかフィナンシャルグループ(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:谷 正明、以下「FFG」)と2011年8月30日に業務協力協定(以下「本協定」)を締結しました。
2003年以降、金融庁は地域金融機関に対してリレーションシップバンキング(地域密着型金融)(※)の機能強化を奨励しています。このために地域金融機関の多くは、顧客企業の海外展開支援やITの合理化支援など多岐にわたるテーマについて、コンサルティング機能の強化が必要となっています。
NRIは、これまでに培ってきた、事業戦略、業務改革、M&A、ITに関わるコンサルティング業務等の経験を活用し、地域金融機関の機能強化を支援するサービス(以下「本サービス」)の提供を開始しました。
本サービス提供開始のタイミングと合わせて、有力な地域金融機関であるFFGと事業・業務面で相互に協力することを目的として本協定を締結しました。NRIとFFGは、まずは、情報提供や人材交流等の施策を実施して事業・業務に関わる協力関係を深めるとともに、NRIはFFG顧客企業への共同提案活動を包括的に支援してまいります。
※「リレーションシップバンキング」とは、長期的に継続する取引関係の中から、金融機関が借り手企業の経営者の資質や事業の将来性等についての情報を得て融資等を実行するビジネスモデルをいう。2003年3月に金融庁は、中小・地域金融機関に対して、「リレーションシップバンキングの機能強化に関するアクションプログラム」を公表している。