Article Detail
日本電気硝子、ニプロの総株主議決権数の約10.40%を保有と発表
ニプロ株式会社の株式取得に関するお知らせ
当社は、今般、ニプロ株式会社(以下、「ニプロ」といいます。)の総株主の議決権数の約10.40%(6,583,200株)を保有する同社の主要株主となりました。
つきましては、当社によるニプロ株式の保有状況及び本株式取得の目的・背景について、以下のとおりお知らせいたします。
記
1.当社によるニプロ株式の保有状況
・対象銘柄:ニプロ(東証・大証第1部:8086)普通株式
・2011年8月12日時点における保有株式数:6,583,200株
・同日時点における議決権の数:65,832個
・同日時点における議決権の数の総株主の議決権の数に対する割合:10.40%(※)
(※)ニプロが2011年8月12日に提出した第59期第1四半期報告書に記載された2011年3月31日現在の総株主の議決権の数(633,192個)に基づくものであり、また、新株予約権付社債の潜在株式は議決権割合の計算には含めておりません。
2.ニプロ株式の取得の目的・背景
当社は、高品位の医療用管ガラスを主に国内市場に供給し、今日では同ガラス国内需要の90%以上をカバーしています。一方、中国やインドといった新興国においては、経済発展に伴い高度な医療へのニーズが高まり、医療用管ガラスの市場拡大が見込まれます。これに対応するため、マレーシア子会社に医療用管ガラス設備を新設し、今夏より稼働を開始しました。
当社とニプロとは、メーカーと国内における販売代理店という関係の下、長年にわたり緊密な取引関係を継続してきました。今般、ニプロ株の取得を通じ、医療用管ガラス関連分野における両社の取引関係の一層の向上・発展を図りつつ、海外マーケットでの積極的な事業展開を行うことにより、当社の企業価値と株主価値のさらなる向上に努めてまいる所存です。
以 上