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TIS、情報配信プラットフォーム「SkyWare」を長野県佐久市が採用
TISの情報配信プラットフォーム
「SkyWare」を長野県佐久市が採用
−スマートフォン観光ナビで「佐久中山道宿場めぐり(仮)」−
ITホールディングスグループのTIS株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:桑野 徹、以下TIS)は、スマートフォンのGPS(*1)とAR(*2)機能を活用してコンテンツを配信する情報配信プラットフォーム「SkyWare(スカイウェア)」の観光ナビゲーションサービスを、長野県佐久市(市長:柳田 清二、以下佐久市)が採用したことを発表します。
佐久市から観光宣伝委託を受ける佐久市観光協会(会長:荻原 新七)は、観光客向けに観光情報を提供する「SkyWare」の第一弾サービス「街歩き観光ナビゲーションサービス on SkyWare」を導入し、新しい中山道の歩き方として、スマートフォンを使った新しい観光プログラム「佐久中山道宿場めぐり(仮)」を10月1日よりスタートします。
「佐久中山道宿場めぐり(仮)」は、佐久市が誇る観光資源である佐久市の「中山道」エリアの見所を、スマートフォンのARとGPSでナビゲーションしながら、動画や音声案内を組み合わせて、歴史観光や街歩き観光を楽しむことができる最新型の観光プログラムです。
■佐久市による「SkyWare」採用の背景
佐久市では、普及率が上昇傾向にあるスマートフォンを活用したデジタル化が観光分野でも進んでいくものと考えていました。
また、佐久市の「中山道」エリアの「中山道宿場巡り」では以下のような懸案事項も抱えていました。
・数多くの中山道観光パンフが作成され、観光客の手荷物が多くなっている
・過去に設置され古くなった観光看板が古道の景観を損なっている
・戦後の新たな街づくりが進む中、中山道の伝統的な魅力が消えかかっている
これらの懸念事項も「SkyWare」を活用することで以下のような解決が可能と佐久市は考えました。
・軽量なスマートフォン(タブレット端末)1台で観光ナビゲーションが可能に
・AR画面で観光案内情報が確認できるため、新たな観光看板の設置が必要ない
・動画や音声案内で、街道に伝わる小唄などの語り継がれる中山道の魅力の案内が可能に
こうした多くの課題解決要素を含んでいることや、次世代の観光ナビゲーションの主流になると思われるスマートフォンをいち早く活用することが佐久市観光の“起爆剤”となることを期待し、佐久市では「佐久中山道宿場めぐり(仮)」に「SkyWare」を採用することを決定しました。
■「佐久中山道宿場めぐり(仮)」の特徴
「佐久中山道宿場めぐり(仮)」では「街歩き観光ナビゲーションサービス on SkyWare」の大きな特徴である「AR機能と地図による観光情報の表示」「音声と動画によるガイド」「GPS機能によるお勧めルートのナビゲーション」を利用し、以下のような佐久市の「中山道」エリアならではの情報を提供します。
・ スマートフォンのカメラモードに映し出された街並みに街道の歴史遺産、食文化、裏話を情報タグとして表示
・ 季節の祭りを動画で紹介
・ 街道に伝わる小唄を音声ガイダンスとして提供
・ これまで観光パンフレットには載せられなかった、地元の方から提供された中山道の“マル秘裏話”を登録し、地元でしか知ることができない昔話、食文化、おもしろ情報として提供し街歩き観光客が喜ぶ着地型観光ナビゲーションを実現
※スマートフォンの対応機種・推奨端末およびアプリのダウンロード方法は9月より佐久市ホームページに掲載します。 ⇒ http://www.city.saku.nagano.jp/kankou-k/
*以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照