日経新聞とＵｓｔｒｅａｍ　Ａｓｉａ、「ＮＩＫＫＥＩ　Ｊａｐａｎ　Ｒｅｐｏｒｔ」を「Ｕｓｔｒｅａｍ」で配信開始

「ＮＩＫＫＥＩ　Ｊａｐａｎ　Ｒｅｐｏｒｔ」を９日から「Ｕｓｔｒｅａｍ」で配信開始
〜日本の経済情報を英語で国際発信〜



　株式会社日本経済新聞社（代表取締役社長：喜多恒雄）とＵｓｔｒｅａｍ　Ａｓｉａ株式会社（代表取締役社長：中川具隆）は日経制作の英語経済番組「ＮＩＫＫＥＩ　Ｊａｐａｎ　Ｒｅｐｏｒｔ」を８月９日（日本時間）から、ライブ映像配信サービス「Ｕｓｔｒｅａｍ（ユーストリーム）」を通じて配信します。ソーシャルメディアの米ツイッター、フェイスブックを活用して視聴者の声を反映した番組作りをめざします。インターネットで動画視聴する環境が整ってきたことに対応し、ユーストリームを新たなプラットフォームとして活用します。日経はＮＩＫＫＥＩ　Ｊａｐａｎ　Ｒｅｐｏｒｔを手始めにユーストリームでの動画配信を増やし、日本情報の対外発信を強化します。

　ＮＩＫＫＥＩ　Ｊａｐａｎ　Ｒｅｐｏｒｔは日経がグループ会社の日経ＣＮＢＣ、日経映像と協力して英語で制作、日本企業の高い技術力など日本の底力を特集したコーナーや日本企業トップとのインタビューを通じて、日本のありのままの姿を世界に発信する国際番組です。ユーストリームでは米国、欧州、アジアの時間帯に合わせて複数回配信する予定です。

　現在はＮＨＫ子会社の日本国際放送（ｊｉｂｔｖ）のグローバルネットワークと米ＮＢＣユニバーサル傘下の経済専門チャンネル、ＣＮＢＣアジア・パシフィックを通じて世界各国で放送しています。これにユーストリームでの配信が加わることで、世界の視聴者層が一段と広がることになります。今後は番組の制作本数や放送回数を増やすほか、有料での配信を検討します。


（補足資料）

＜ＮＩＫＫＥＩ　Ｊａｐａｎ　Ｒｅｐｏｒｔのユーストリーム初回配信の概要＞
　http://www.ustream.tv/channel/nikkei-japan-report-28


　回　　　想定エリア　　　　　現地放送時間　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日本時間
　１　　　アメリカ向け　　　　　８月８日（月）２２：００（米東部時間）　　　　　　　　８月９日（火）１１：００
　２　　　ヨーロッパ向け　　　８月１５日（月）２２：００（ロンドン時間）　　　　　　　８月１６日（火）　６：００
　３　　　アジア向け　　　　　　８月２２日（月）２２：００（シンガポール時間）　　　８月２２日（月）２３：００


■「ＮＩＫＫＥＩ　Ｊａｐａｎ　Ｒｅｐｏｒｔ」（http://www.nikkei.co.jp/japanreport/index.html）
　日本経済新聞社が制作し、世界に向けて発信する経済報道番組です。「日本経済の現在の姿と未来への可能性」を取材し、英語放送でお伝えします。日本国際放送（ｊｉｂｔｖ）、ＣＮＢＣアジア、日経ＣＮＢＣ、ＢＳジャパンを通じて、欧米、アジア、オセアニア、中東、日本など世界各地域に放送しています。番組は通常、日本経済の最新トレンドをリポートする「Ｔｏｄａｙ"ｓ　Ｐｉｃｋ」、日本の経営者らキーパーソンにインタビューする「Ｎｅｗｓｍａｋｅｒ」、日本独特の文化などを紹介する「兆し　Ｋｉｚａｓｈｉ　〜Ｏｎ　ｔｈｅ　Ｈｏｒｉｚｏｎ〜」の３コーナーで構成されます。


■株式会社日本経済新聞社
　新聞を中核とする事業持ち株会社です。中核の日本経済新聞は１８７６年創刊、発行部数は３００万部を上回り、世界最大の経済紙です。雑誌、書籍、電子メディア、データベースサービス、速報、電波、映像、経済・文化事業など各種事業を展開しています。２０１０年３月に業界に先駆けて有料のウェブサイト「日本経済新聞　電子版」を創刊しました。日経電子版でもＮＩＫＫＥＩ　Ｊａｐａｎ　ＲｅｐｏｒｔのＮｅｗｓｍａｋｅｒなど一部コンテンツを配信しています（http://www.nikkei.com/video/）。


■Ｕｓｔｒｅａｍ　Ａｓｉａ株式会社
　Ｕｓｔｒｅａｍは、インターネットを利用したライブ動画配信事業の先駆者です。２００７年３月にアメリカで事業を開始し、ＰＣやスマートフォンを通して、誰でも美しいライブ動画を配信でき、また配信された動画をいつでも視聴できるサービスを提供しています。Ｕｓｔｒｅａｍの双方向コミュニケーション機能により、フェイスブック、ツイッター、マイスペースやＡＩＭをリアルタイムに楽しむことができ、ユーザーはＵｓｔｒｅａｍを通して何百万もの視聴者へ情報発信を行うことができます。また、２０１０年５月にアジアでの事業展開を目的としてＵｓｔｒｅａｍ　Ａｓｉａ株式会社を設立してからは、国内でも既に多くの著名人や企業がＵｓｔｒｅａｍを利用しており、メディア・コンテンツホルダーと連携したプレミアムコンテンツ（映画や音楽、スポーツ関連映像など）も多く配信されています。