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京セラ、「UV硬化型印刷」に使われる光源にLEDライト採用のLED−UV硬化システムを発売

2011-07-12

業界最速(※1)印刷を実現する硬化性能と消費電力の70%削減を両立
新開発LED−UV硬化システム「KVL−G3シリーズ」を販売開始


 京セラ株式会社(社長:久芳 徹夫)は、業務用印刷機に用いられる基幹部品として、このたび「UV硬化型印刷」に使われる、光源にLEDライトを採用したLED−UV硬化システム「KVL−G3シリーズ」を新たに開発しました。

 本製品は、「UV硬化型印刷」では業界最速(80m/分)(※1)のラベル印刷を実現する硬化性能と、従来のランプ方式(メタルハライド(※2)に比べ消費電力を約70%(※3)削減する省電力性を両立させた製品です。
 京セラは本年7月8日(金)より、本製品の本格販売を開始いたします。

 ※製品画像は添付の関連資料を参照

 シリーズ名:LED−UV硬化システム「KVL−G3シリーズ」
 製品名  :KVL−S05E−G3、KVL−S09E−G3、KVL−S09E−G3S
 生産拠点 :滋賀八日市工場
 販売目標 :初年度3億円/年、2015年度50億円/年

 京セラは、2011年8月31日(水)から9月2日(金)まで東京ビッグサイトにて開催される「第13回自動認識総合展 Auto ID Expo 2011」に本製品を出展いたします。


 ラベル印刷は、日用品や飲料などの商品パッケージに用いられる商業印刷の一分野です。近年、ラベル印刷の市場において、顧客嗜好の多様化に伴い少量多品種のラベルを高速に印刷できるデジタル印刷が広がりつつあります。中でも、「UV硬化型印刷」は、紫外線(UV)を照射してインキを硬化、定着させる印刷方式で、インキを浸透させなくても瞬時に硬化でき、紙以外のプラスチックシートなどの多様な素材に印刷できる点や、従来は溶剤として使用されていた揮発性有機化合物(VOC)を使用しないという環境配慮の点から、昨今注目されています。
 本製品は、京セラ独自の高密度実装技術により、これまでのLEDモジュールの一列配置ではなく、業界初の高密度な面実装を実現。一度により広い面積を照射できることから、UV硬化型印刷として業界最速(80m/分)(※1)のラベル印刷を可能にしました。さらに、インキを硬化するための光源にLEDを採用することで、従来のランプ方式に比べて消費電力を約70%(※3)削減できる省電力タイプのシステムであるほか、高い照射性能や長寿命性など独自技術による優位性を有しております。

 当社は、デジタル印刷のキーデバイスとして、ラベル印刷にも使用される高速・高精細・高信頼性が特長のインクジェットプリントヘッドを積極的に展開しており、本製品との組み合わせで更なる印刷の高効率化を提案してまいります。今後はさらに、ランプ方式が主として使われているオフセット印刷などの「UV 硬化システム」に関しても、本製品の省電力性を強みに積極的に置き換えを提案し、印刷業界における環境負荷の低減に貢献してまいります。


 ※製品特長・参考資料は添付の関連資料を参照

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