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三菱東京UFJ銀行とTIS、公金収納業務に関わる合弁会社を設立
三菱東京UFJ銀行とTISとの公金収納業務に関わる合弁会社設立について
株式会社三菱東京UFJ銀行(本店:東京都千代田区、頭取:永易 克典/ながやす かつのり)とITホールディングスグループのTIS株式会社※(本社:東京都港区、代表取締役社長:桑野 徹/くわの とおる、以下TIS)は、本年2月28日に締結した基本合意に基づき、クラウドコンピューティングの形態により、地方自治体が行っている税金や保険料など公金の収納業務を支援するため、本日、合弁会社を設立しました。
両社は、本合弁会社を通じて、インターネットや自治体向専用回線等のネットワーク経由にて公金収納業務に係る情報処理・電子化サービスを提供する取組みを強化し、地方自治体を中心としたビジネス・プロセス・アウトソーシング分野での事業展開を拡大してまいります。
【ご参考】
1.合弁会社概要
(1)商 号 エム・ユー・ティ・ビジネスアウトソーシング株式会社
(2)主たる事業内容 公金収納に係る納付済通知書のOCR 読取及びパンチ入力による紙情報の電子データ化並びに当該データの授受・保管・加工処理
(3)本店所在地 愛知県名古屋市
(4)代表者 中村 佐知大/なかむら さちお
(5)資本金 650百万円
(6)出資比率 三菱東京UFJ銀行(51%)、TIS(49%)
(7)設立時期 平成23年7月1日
(8)サービス開始 平成24年1月以降(予定)
・吸収分割にてTISより合弁会社へ事業を承継。TISが三菱東京UFJ銀行から受託している地方自治体(40団体)の公金収納業務を承継し、サービス開始。
2.合弁会社のサービス概要
◇主な業務内容は、(イ)金融機関窓口で納付された納付済通知書の紙データの電子データ化、(ロ)コンビニ収納やクレジット収納、ペイジー(マルチペイメント)収納等の仕様の異なる複数の納付データの一元化、(ハ)従来、FAX や紙の授受で行っていた業務の電子化です。
◇自治体においては、収納事務に関わる人員の削減、システム開発および設備投資費用を抑えた低コストでの多様な収納方法の実現、それに伴い住民においては、土日や夜間の納付が可能となることで利便性が向上する、などの効果が期待されます。
*参考画像は添付の関連資料を参照
※TIS株式会社について
2011年4月、ITホールディングスグループのTIS(株)、ソラン(株)、(株)ユーフィットが合併し「新生TIS」が発足しました。多彩なソリューションと国内トップクラスの総面積約10万m2のデータセンターをフル活用し、SI受託開発からアウトソーシングサービス、クラウドサービスまで全方位型のITサービスをワンストップで提供してまいります。