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アドバンテスト、米Verigyの株主が買収提案を承認

2011-06-22

Verigyの株主がアドバンテストの買収提案を承認


 2011年6月20日・2011年6月19日 − 本日、株式会社アドバンテスト(以下、アドバンテスト)(東京証券取引所証券コード:6857、ニューヨーク証券取引所証券コード:ATE)とVerigy Ltd.(以下、Verigy)(NASDAQ証券コード:VRGY)は、2011年6月17日に開催されたVerigyの臨時株主総会でVerigyの株主が、アドバンテストの買収提案を承認したことを発表いたします。両社が2011年3月28日に締結したImplementation Agreement(以下、買収契約)に従ってアドバンテストがVerigyの発行済普通株式全株を取得することになります。本件買収は、シンガポール高等裁判所の承認及びシンガポール会計企業規制庁(ACRA)への登記などの条件を充足することにより効力が発生します。両社は2011年7月上旬に買収完了を予定しています。

 買収契約に記載の通り、アドバンテストは、Verigyの発行済普通株式全株を1株当たり現金15米ドルで取得することになります。買収総額は約11億米ドル(約909億円:1米ドル=81円にて換算)となります。

 既報の通り、Verigyはアドバンテスト完全子会社として運営されます。買収完了直後においては、Verigyの組織やオペレーションが大きく変わることは想定しておりません。統合会社は、今後の経営統合プロセスを通じ、お客様、アドバンテスト株主そして従業員に対して、大きな利益と価値を提供していくものと期待しております。両社は、以下のような統合会社の強みが利益と価値の源泉になるものと確信しています。

 1.メモリからSOCまでカバーする幅広くかつ包括的なテスト・ソリューションの提供
 2.テスティング、計測技術に精通したグローバルな販売・アプリケーションサポート体制
 3.世界の大手IDM、ファブレス、ファウンドリ、OSATすべてにおける強固な顧客基盤
 4.研究開発リソースの拡大によるイノベーションの加速化
 5.長期的に安心感をもたらす堅固な財務基盤


アドバンテストについて>
 世界有数のテクノロジー企業であるアドバンテストは、半導体用の自動検査装置(ATE)のリーディングメーカーであり、電子機器やシステムの設計・製造に使用される測定機器の主要メーカーです。同社の最先端のシステムと製品は、世界の最先端の半導体製造ラインで用いられています。その他、ナノテクノロジーやテラヘルツ技術の進展を背景に拡大している新市場向けの研究開発にも注力しており、最先端3Dイメージング解析システムやフォトマスク製造向けCD−SEM(線幅測定電子顕微鏡)も発表しています。1954年に東京にて創業し、1982年に初の海外現地法人を米国に設立。現在は世界各地に現地法人を有しています。更なる情報については http://www.advantest.co.jp をご参照下さい。

<Verigyについて>
 Verigyは、半導体の設計検証・評価・量産テストにおいて、世界中のリーディングカンパニー向けの最先端半導体テストシステム及びソリューションを供給しています。多様なSOC向けの検査ソリューションと、フラッシュ、DRAM、ハイスピードメモリ、MCPなどのメモリ向け検査ソリューションに対応可能な、スケーラブル・プラットフォームを提供しています。その他、設計デバッグや歩留まり改善プロセス短縮を可能とする最先端解析ツールも供給しています。更なる情報については http://www.verigy.com をご参照下さい。

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