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CTC、Hyper−V2.0採用の仮想ホスティングサービス「TechnoCUVIC HV」を提供
CTC、仮想ホスティングサービス「TechnoCUVIC HV」の提供を開始
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Hyper−V(TM)2.0を採用、クラウド環境で専用仮想基盤を提供伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称:CTC、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:奥田陽一)は、Microsoft Windows Server 2008 R2 Hyper−V2.0(以下 Hyper−V2.0)を採用した仮想ホスティングサービス「TechnoCUVIC HV」の提供を6月1日より開始します。
TechnoCUVIC HVは、パブリッククラウドサービスをベースに、お客様専用の仮想化基盤、いわゆるプライベートクラウド環境が構築できるサービスです。CTCが保有するサーバやストレージ、ネットワークなどの各システムリソースプールから専用の仮想システムを割り当てて提供するため、ユーザーは投資を抑えてスモールスタートが可能です。CTCは、2008年からVMwareを採用した仮想ホスティングサービス「TechnoCUVIC」をスタートし、この分野で豊富な経験と実績を積んできました。この度、Microsoft社との技術検証を行い、Hyper−V2.0の採用に至りました。
TechnoCUVICはパブリッククラウド環境を、TechnoCUVIC HVは、専用仮想化基盤でプライベートクラウド環境を提供することが可能で、よりセキュアな環境を構築できます。さらに、2つのサービスを利用することで、パブリッククラウドとプライベートクラウドを組み合わせたハイブリッドクラウド環境への対応も容易です。仮想サーバ台数が多い場合やWindows特有のファイルサーバなど、ディスク使用量が多いシステムに対しても最適なソリューションを提供します。2012年度末までに50社への提供、売上2億円を目標としています。
CTCでは今後、TechnoCUVIC HVならびにTechnoCUVICのサービスをさらに拡充し、様々なお客様のビジネス用途に合わせた仮想ホスティングサービスを提供していきます。
■TechnoCUVIC HVの主な特長
1.高信頼性・高可用性なHyper−V2.0をベースにした仮想ホスティングサービス
Failover Clustering機能とLive Migration機能により、高信頼性・高可用性なサービスが提供可能。
2.お客様専有機器によるプライベートクラウド環境も提供可能
通信回線、ネットワーク機器ならびに、物理サーバ(*1)、ストレージをお客様専用のプライベートクラウド環境が提供可能。
3.自由度の高い仮想ホスティングサービスをご提供
サーバリソースは、仮想サーバは、1台単位からお客様専有の物理サーバ(*1)まで、ディスクは、10GBから数TBまで提供可能な為、スモールスタートして、スケールアップ/スケールアウトが低コストで、かつ短期間で実現可能。
4.仮想サーバ上のMicrosoft Windows Server OSライセンスをセットでご提供可能
仮想サーバ上のMicrosoft Windows Server OSライセンスをSPLA(*2)にてセットで提供可能。
5.アカウントSEとMicrosoft製品 Q&Aサポートオプションによる充実したサービスサポート
TechnoCUVIC HV専用のアカウントSEによるサポート機能を標準でご提供。又、Microsoft製品 Q&Aサポートオプションにより、Windows Server OSなどのQ&Aサポートもサービス提供が可能。
(*1):Microsoft Windows Server OSとHyper−V2.0をインストール・初期セットアップした状態で引渡し
(*2):Service Provider License Agreement、サービスプロバイダー用のMicrosoftライセンス
■TechnoCUVIC HVの主なサービスメニュー
1.仮想サーバ提供:リソース保障/ベストエフォート型、¥24,000/1台(*3)から
2.物理サーバ提供:2台から提供可能
3.ディスク:10GB/100GB/500GB/1TB単位で提供可能
4.ネットワークオプション:通信回線提供サービス、ネットワーク機器のマネージドサービス
5.その他アドオンオプション
(*3):SPLAライセンス費用含みます。別途消費税がかかります。
<TechnoCUVIC HV サービス概念図>
※添付の関連資料を参照
以上