関西電力、活躍できる環境整備を専任する「ダイバーシティ推進グループ」を設置

「ダイバーシティ推進グループ」の設置について


　当社はこの度、全従業員のより一層の活躍を推進する体制を強化するため、多様な人材が、働きやすく、かつ、持てる能力を最大限に発揮し、活躍できる環境整備を専任する「ダイバーシティ（※）推進グループ」を新たに設置することといたしました。　

　（※）ダイバーシティ：多様性をあらわす概念であり、人事・労務用語としては、一般的には『多様な人材を活かす戦略』という意味で使われている。　

　当社は、４月に策定いたしました「平成２３年度関西電力グループ経営計画」に基づき、東日本大震災の被災地域に対する復旧支援をはじめ、原子力発電の安全・安定運転、ならびに、設備の安全確保に必要な対策を速やかに講じるなど、最大の使命である電気の安全・安定供給の確保と原子力に対する信頼回復に取り組むとともに、中長期を見据えて、「人」や「設備」などの事業基盤の充実・強化に取り組んでいます。なかでも、全ての事業活動の原動力となる「人」につきましては、「従業員一人ひとりがやる気・やりがいを高め、自らの力を遺憾なく発揮し、活躍できる育成方策や環境づくりの強化」に取り組んでいます。　

　当社は、その一環として、「ダイバーシティの推進」、すなわち、「多様な従業員一人ひとりの強みや個性を最大限に活かす取組み」を、全社を挙げて、より一層力を入れて進めていくこととしました。具体的には、６月末に専任組織として「ダイバーシティ推進グループ」を人材活性化室内に設置します。また、新グループの責任者につきましては、ダイバーシティ推進に先進的な取組みをしているＰ＆Ｇジャパン株式会社で、ブランドマネジャーなどを歴任し、ダイバーシティの推進に取り組んだ経験のある当社社員をダイバーシティ推進部長として登用いたします。　

　ダイバーシティの推進にあたりましては、とりわけ、女性従業員のさらなる活躍に向けた、キャリア形成支援等に力を入れていきますが、これに限らず、従業員一人ひとりが、会社や家庭におけるお互いの立場や役割の違いを理解し、それぞれの強みや、個性を活かし合う職場風土の醸成に向けた取組みを進めていきたいと考えています。　


以上

　・添付資料：組織図と新グループの主な取組み　
　　　※　関連資料参照