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旭硝子、ソルベイ社のタイ子会社の株式譲渡契約を締結
Vinythai Public Company Limitedの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ
当社は、2016年12月14日の取締役会において、Solvay Group(以下「ソルベイ社」)のタイ子会社であるVinythai Public Company Limited(以下「ビニタイ社」)の株式を取得し子会社化することを決議し、ソルベイ社との間で株式譲渡契約を締結しましたので、お知らせいたします。尚、本件買収は、所要の独占禁止法当局の承認及び上記株式譲渡契約上の前提条件の充足を前提としております。
1.株式の取得の理由
AGCグループは、経営方針AGC plusの注力事業として、東南アジアにおける化学品クロール・アルカリ事業拡大を目指しています。東南アジアの苛性ソーダおよび塩化ビニル樹脂(PVC)の市場は、年率5%程度の成長が見込まれています。とりわけ当社がクロール・アルカリ事業の拠点を有するインドネシア、タイ、ベトナムの3カ国は、総需要の7割を占めています。AGCグループはこれまでも、インドネシアにおける苛性ソーダやPVCの生産能力増強(2016年初完工)、発電所の建設(2018年運転開始予定)および塩化ビニルモノマーの生産能力増強(2018年初完工予定)、そしてベトナムにおけるPVC製造会社の買収(2014年)と生産能力増強(2016年完工)といった一連の施策を通じて、域内で伸長する需要の着実な取り込みと競争力強化策を実施して参りました。
このたびのビニタイ社買収により、インドネシア、ベトナムに続きタイにも新たなPVC生産拠点を確保することとなります。これに留まることなく、当社は更なる生産能力増強・競争力向上策を進め、大きく成長する当該地域の需要拡大に応えて参ります。
※リリース詳細は添付の関連資料を参照