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エプソン、連結子会社エプソンイメージングデバイスを吸収合併し債権放棄
連結子会社の吸収合併(簡易合併・略式合併)および債権放棄について
当社は、本日開催の取締役会において、当社連結子会社であるエプソンイメージングデバイス株式会社(以下「EID」といいます。)を吸収合併することを決議しましたので、下記のとおりお知らせいたします。また、当社は、本吸収合併の決議にあたり、EIDに対して有する債権のうち貸付金の全額を放棄することを併せて決議いたしました。
なお、本吸収合併は、100%子会社を対象とする簡易合併であるため、開示項目・内容を一部省略しております。
記
1.合併の目的
EIDは、2004年10月に中・小型液晶ディスプレイ事業の合弁会社として設立後、2006年12月には当社100%子会社となり、独自技術を生かした事業展開を行ってまいりました。しかしながら、競争激化を背景に事業環境が急激に悪化するなか、当社グループとして事業ポートフォリオの転換を図るとともに、中・小型液晶ディスプレイ事業の構造改革にも取り組み、2011年には事業譲渡により実質的に同事業を終結しました。
このような状況のもと、今般、当社グループとしてより効率的な連結オペレーションを進める観点から、EIDを当社に吸収合併することといたしました。
2.合併の要旨
(1)合併の日程
連結子会社に対する債権放棄決議取締役会:2016年11月30日
合併決議取締役会:2016年11月30日
合併契約締結:2016年11月30日
合併期日(効力発生日):2017年2月1日(予定)
(注)本合併は、当社においては会社法第796条第2項に基づく簡易合併、EIDにおいては会社法第784条第1項に基づく略式合併に該当するため、それぞれの合併契約承認株主総会を開催いたしません。
(2)合併の方法
当社を存続会社とする吸収合併方式であり、EIDは解散します。
なお、EIDは債務超過ですが、本合併に先立ち当社がEIDに対して有する債権のうち貸付金の全額を放棄し、債務超過状態を解消した後に合併する予定です。
放棄する債権の内容:貸付金
放棄する債権の額:約252億円
実施日:2016年11月30日
(3)合併に係る割当ての内容
当社は、EIDの全株式を所有しているため、本合併による株式その他の金銭などの割当てはありません。
(4)消滅会社の新株予約権および新株予約権付社債に関する取扱い
該当事項はありません。
※以下の資料は添付の関連資料「リリース詳細」を参照
3.合併当事会社の概要(2016年3月31日現在)
4.合併後の当社の状況
5.今後の見通し
以上