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村田製作所、パッシブタウン黒部モデル第2期街区に多点温湿度モニタリングシステムを導入
パッシブタウン黒部モデル第2期街区に多点温湿度モニタリングシステムを導入
■要旨
株式会社村田製作所(社長:村田恒夫)は、このたび、温湿度センサノードを使用した多点温湿度モニタリングシステムを戸田建設株式会社(社長:今井雅則)が施工したパッシブタウン黒部モデル第2期街区(事業主:YKK不動産株式会社)の住宅に導入しました。
本製品は有線のセンサと比較して配線工事が不要で、工期短縮に貢献することができます。また、低消費電力設計による長期のバッテリ駆動が可能で、配線レスによる利便性の向上を実現しており、設置の自由度も高めています。
今後、市場拡大が期待されるIoT市場に対して、各種センサノードの商品展開を進めてまいります。
■背景
多点温湿度モニタリングシステムは、自社で開発したセンサや無線モジュールなどを活用したセンサノード(※1)とゲートウェイ(※2)により、センサノードから送信された温湿度データをゲートウェイで収集します。
多種多様なセンサデータの収集が求められるIoT市場では、利便性や既存システムへの影響を最小限にとどめる製品が求められています。
■システム構成
*添付の関連資料を参照
■用語説明
※1 センサノード:センサ、無線機能、データ処理機能を実装した端末
※2 ゲートウェイ:異なったプロトコル(規格)を持つデータの相互通信を可能にする仕組みを持つ機器
<ムラタについて>
株式会社村田製作所は、ファンクショナルセラミックスをベースとした電子デバイスの研究開発・生産・販売を行っており、材料から製品までの一貫生産体制を構築しています。またムラタ製品の90%以上は海外で販売されており、国内外にグローバル会社を展開しております。