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TKC、タイムスタンプサービス「TKCタイムスタンプ」を発行開始
タイムスタンプサービス「TKCタイムスタンプ」発行開始
――電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証サービス提供企業として
初となる時刻認証業務認定事業者(TSA)認定を取得
株式会社TKC(本社:栃木県宇都宮市/代表取締役社長:角 一幸)は、11月10日に一般財団法人日本データ通信協会が認定する「時刻認証業務認定事業者(TSA)」(*1)の認定を取得しました。これにより、11月21日からスキャナ保存制度に対応したクラウドサービス「TKC証憑ストレージサービス(TDS)」のユーザーに、タイムスタンプサービス「TKCタイムスタンプ」の発行を開始します。
なお、電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証(*2)と、時刻認証業務認定事業者(TSA)認定を取得しているのは当社のみとなります。
タイムスタンプは、電子文書の真正性を証明する技術の一つです。これを電子文書に付与することによって、(1)実在性(タイムスタンプが刻印されている時刻以前にそのデータが存在したこと)を証明し、かつ(2)非改ざん性(データが変更・改ざんされていないこと)を明らかにすることができます。
国税関係書類のスキャナ保存制度においても、一般財団法人日本データ通信協会が認定する業務に係るタイムスタンプを付すことが定められています。
スキャナ保存制度については、平成27年度および28年度の税制改正に伴う要件緩和により、新規の導入企業数が前年度の10倍以上となるなど、急速に導入機運が高まっています。(詳細は裏面参照(*3))
しかし、スキャナ保存制度の導入を申請する企業では、国税関係書類をスキャナで電子保存するためのサービスとともに、別途タイムスタンプを提供する企業とも契約を締結する必要があるため、企業規模が小さいほどその手間や導入コストも課題となっています。
そこでTKCでは、制度に対応したサービスとタイムスタンプを一体かつ安価に提供することで、契約〜導入〜運用まで一貫してサポートできる体制を構築し、企業の規模に関わらず安心してスキャナ保存制度を導入できるよう支援してまいります。
TKCでは、「TKC証憑ストレージサービス(TDS)」のユーザーに対してTKCタイムスタンプを提供することを皮切りに、今後は、PDF関連製品を開発する株式会社スカイコム(当社連結子会社)とも協力しながら、タイムスタンプを活用したサービスを開発・提供してまいります。
【ご参考】
※添付の関連資料を参照
以上