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NEDO、バイオマスエネルギーの地域での利用拡大を促進
バイオマスエネルギーの地域での利用拡大を促進
―地域自立システム化を目指す6テーマを新たに採択―
NEDOは、2014年度からスタートしている「バイオマスエネルギーの地域自立システム化実証事業」において、今回バイオマスエネルギーの利用拡大に向け事業性評価(FS)の公募を行い、6テーマを新たに採択しました。
本事業では、バイオマス種(木質系、湿潤系、都市型系、混合系)ごとに地域の特性を生かした最適なシステムとしての事業性を評価し、実用性の高い技術指針や導入要件として取りまとめ毎年度、公表します。
・図1 バイオマスエネルギーの地域自立システム化実証事業の概要
※添付の関連資料を参照
【1】経済的に自立可能な要件および要素技術を洗い直し、導入要件・技術指針としてまとめ直します。
【2】実証事業に向けた事業性調査(FS)を行います。
【3】事業性の見込みのある事業に対し、導入要件・技術指針に合致したモデル実証を行います。
【4】改良が必要な技術の開発を行います。
【5】開発および実証の成果を反映させた導入要件・技術指針とともに、事業モデルを公開し、更なる導入促進に貢献します。
1.概要
バイオマスエネルギーの利用拡大を推進するためには、熱利用などを有効に図り効率よく運用するとともに、地域の特性を生かした最適なシステム化が必要です。
今回、「バイオマスエネルギーの地域自立システム化実証事業」において、バイオマスエネルギーの利用拡大に向けた6テーマの事業性評価(FS)を新たに採択しました。
バイオマスエネルギー利用に係る設備機器の技術指針、システムとしての導入要件の策定に向けて、バイオマス種(木質系、湿潤系、都市型系、混合系)ごとに地域自立システムとしての事業性評価(FS)を実施します。本事業性評価(FS)のテーマを含めて、実証事業の公募を今後予定しています。事業性評価(FS)や実証事業の成果は、毎年度公表する技術指針や導入要件に反映していきます。
・バイオマスエネルギー地域自立システムの導入要件(2016年5月)
http://www.nedo.go.jp/content/100786051.pdf
※リリース詳細は添付の関連資料を参照