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ノークリサーチ、2016年中堅・中小企業における会計管理システムの導入社数シェアと今後のニーズを発表
2016年中堅・中小企業における会計管理システムの導入社数シェアと今後のニーズ
ノークリサーチ(本社〒120−0034 東京都足立区千住1−4−1東京芸術センター1705:代表:伊嶋謙ニ TEL:03−5244−6691 URL:http//www.norkresearch.co.jp)は2016年の国内中堅・中小企業における会計管理システムの導入社数シェアと今後のニーズに関する調査を実施し、その結果を発表した。本リリースは「2016年版中堅・中小企業のITアプリケーション利用実態と評価レポート」の「会計管理」カテゴリに関するサンプルおよびダイジェストである。
<SaaS形態の増加を契機に、細かい機能ニーズを踏まえた差別化が重要となってくる>
■導入社数シェアにも変動が見られ、「勘定奉行」が「弥生会計」を僅差で抜いて再び首位に
■「SaaS形態の増加が導入社数シェアに与える影響」については多角的な集計/分析が必要
■年商規模の僅かな違いで、仕訳に関するニーズが「自動化」と「外部委託」に分かれてくる
対象企業:日本全国/全業種の500億円未満の中堅・中小企業
対象職責:以下のいずれかの権限を持つ社員
「情報システムの導入や運用/管理の作業を担当している」
「情報システムに関する製品/サービスの選定または決裁の権限を有している」
調査実施時期:2016年7月〜8月
有効回答件数:1300社(有効回答件数)
※調査対象の詳しい情報については右記URLを参照 http://www.norkresearch.co.jp/pdf/2016itapp_rep.pdf
【導入社数シェアにも変動が見られ、「勘定奉行」が「弥生会計」を僅差で抜いて再び首位に】
以下のグラフは年商500億円未満の企業に対し、導入済みの会計管理システム製品/サービス(複数回答可)を尋ねた結果のうち、導入社数シェア上位5つの製品/サービスをプロットしたものだ。調査対象には自社内設置型のパッケージからSaaS形態のサービスまで、幅広い製品/サービスが含まれる。(調査対象となった製品/サービスの一覧は本リリース末尾を参照)また、以下のグラフは年商500億円未満全体での集計結果だが、本リリースの元となる調査レポートでは年商/業種/地域などの企業属性を軸とした詳細な集計結果が網羅されている。
2013年以前には「勘定奉行(クラウド形態も含む)」が長く導入社数シェア首位を堅持してきた。2014年と2015年は「弥生会計(クラウド形態も含む)」が首位だったが、2016年になって「勘定奉行(クラウド形態も含む)」が僅差ではあるものの再び首位を取り戻す形となった。(以下のグラフに示した導入済み製品/サービスを全て回答する複数回答設問でのシェア差は0.4ポイントだが、最も主要な製品/サービスを回答する単一回答設問でのシェア差は1.0ポイントとなっている)
本リリースでは詳細を割愛するが、導入社数シェア4位以降の製品/サービスにおいても順位の変動が見られる。本リリースの元となる調査レポートではそうした導入社数シェアの変動要因を様々な観点から分析し、ユーザ企業が抱える課題や今後のニーズを踏まえ、シェア拡大/維持のためには何が必要か?に関する分析と提言を行っている。次頁以降ではその一部をダイジェストとして紹介している。
*リリース詳細は添付の関連資料を参照