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ジャパンホームシールドと東急リバブル、共同出資による新会社を設立
共同出資による新会社設立に関するお知らせ
LIXILグループで建物検査・地盤調査を手掛けるジャパンホームシールド株式会社(本社:東京都墨田区代表取締役社長:斉藤武司)と東急リバブル株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:榊真二)は共同出資により、東急リバブルの売買仲介サービスにおける建物検査・住宅設備検査などを専門に行う新会社「ファーストインスペクションサービス株式会社」(本社:東京都渋谷区 代表:宮川邦雄)を設立いたしましたので、お知らせいたします。
ジャパンホームシールドと東急リバブルでは東急リバブルが2012年10月より業界に先駆けて開始した「リバブルあんしん仲介保証(※1)(以下『あんしん保証』)」の建物検査をジャパンホームシールドが当初より担当、以来、中古住宅売買での瑕疵担保責任(※2)の不安を解消し、売主様・買主様の双方にメリットのあるサービスとして、21,000件を超える申込みに対応してまいりました。
本年4月にスタートした国土交通省の「住生活基本計画」には、2025年までに中古住宅の市場規模を倍増させる目標が掲げられ、建物状況調査(インスペクション)や既存住宅売買瑕疵保険(※3)等を活用した品質の確保が基本的な施策として明記されました。また、本年5月には専門家によるインスペクションの活用促進のため、不動産売買取引時における買主様へのインスペクションの説明義務等を規定した宅地建物取引業法の改正案が成立しています。
今後、インスペクションの普及により、そのニーズはこれまで以上に高まるものと予測されます。そうした背景のもと、検査品質の維持・向上及び拡大する検査件数にも対応できる体制の構築を目的として共同での新会社設立に至りました。
「ファーストインスペクションサービス株式会社」は、2016年10月より、『あんしん保証』向けの建物検査・住宅設備検査をはじめ、東急リバブルが提供する不動産に係るサービスの窓口として業務を行ってまいります。
※1:リバブルあんしん仲介保証
東急リバブルが専属専任または専任媒介契約を締結した中古住宅(マンション・一戸建)に対して一級・二級建築士が建物検査を実施し、最大500万円まで補修費用を保証するサービスで、一戸建については公的制度である「既存住宅売買かし保険」にも対応したものとなっており、その検査費用、保険料ともに
東急リバブルの負担でご利用いだけます。
※2:瑕疵担保責任
(一社)不動産流通経営協会〈FRK〉作成のFRK標準書式では、売主様は買主様への引渡しから3ヶ月間「主要構造部位の木部の腐食〈一戸建のみ〉」「雨漏り」「シロアリの害」「給配水管の故障」に関する瑕疵の補修の責任を負うと規定しています。
※3:既存住宅売買かし保険
新耐震基準(昭和56年6月1日施行)に適合している既存(中古)住宅について、第三者の検査機関が住宅の検査を行い住宅の品質の確保の促進等に関する法律に定める、基本構造部分の隠れた瑕疵について1年間または5年間の瑕疵保証を行う有料保険制度です。
【新会社の概要】
[商号]
ファーストインスペクションサービス株式会社
[所在地]
東京都渋谷区道玄坂一丁目9番4号 ODAビル
[代表者]
宮川 邦雄
[事業内容]
東急リバブルの売買仲介サービスにおける建物検査・住宅設備検査等
[資本金]
1,000万円
[出資比率]
ジャパンホームシールド:66.5% 東急リバブル:33.5%
[設立]
2016年7月1日
[営業開始時期]
2016年10月(予定)
以上