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横河レンタ・リース、自社開発のインストール管理ソリューション「AppSelf」を提供
横河レンタ・リース、一般ユーザーに管理者権限を与えずにアプリケーションのインストールを委ねる
自社開発ソリューション「Flex Work Place AppSelf」の提供を開始
〜Internet Explorerの脆弱性によるリスク99.5%を低減化〜
横河レンタ・リース株式会社(以下、横河レンタ・リース、武蔵野本社:東京都武蔵野市、代表取締役社長:金川 裕一)は、VDIレベルのセキュリティーで、柔軟なワークプレイス環境を実現する「Flex Work Place」を構成する新製品として自社開発した、インストール管理ソリューション「Flex Work Place AppSelf(アップセルフ)(以下、AppSelf)」の提供を2016年7月28日から開始しますので、お知らせ
します。
■AppSelf提供の背景
英国のセキュリティーベンダーAvecto Limitedが発表した、マイクロソフト製品の脆弱性に関する調査報告によると、管理者権限(Administrator権限)を与えない一般ユーザーであればWindowsの深刻な脆弱性の86%、Internet Explorerの脆弱性の99.5%、Officeの脆弱性の82%について、リスクを低減できる可能性があるとしています。
これは例えばInternet Explorerにおいて、管理者権限を与えない一般ユーザーであれば、悪意あるプログラムが仕組まれたWebサイトにアクセスしても、マルウェアに感染する「ドライブバイダウンロード攻撃」を、高い確率で防ぐことができることを意味しています。
しかしながら、2016年6月に行われたアプリケーション管理に関する市場調査(*)によると、76.4%の企業がアプリケーションを自由にインストールできる管理者権限を一般ユーザーに与えています。
さらに「現在のアプリケーション管理状況について、どの程度リスクを感じていますか?」という質問に対して、「とてもリスクが高い」「ある程度リスクがある」という回答を合わせると、74.2%の企業のIT管理者が、リスクがあると考えています。
*出所:TechTargetジャパン「企業のアプリケーション管理に関する読者調査」。
そこで横河レンタ・リースは、一般ユーザーに管理者権限を与えずにアプリケーションのインストールを委ねることを可能にした、AppSelfを市場に提供しました。またAppSelfは、レンタル事業を中核として担ってきた当社ならではの課金サービスをお客さまにご利用いただくことで、アプリケーション管理のコストを抑えながら、アプリケーション統制を実現し多くの脆弱性によるリスクを低減します。
このように「Flex Work Place」の機能を一層充実させることで、お客さまのビジネスの効率向上に貢献してまいります。
*リリース詳細は添付の関連資料を参照
以上
※記載されている会社名、製品・役務の名称は、各社の商号、登録商標または商標です。