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電通、台湾の有力デジタルマーケティング・エージェンシー「WIS社」を買収

2016-07-20

電通、台湾の有力デジタルマーケティング・エージェンシー「WIS社」の株式100%取得で合意


 株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:石井 直、資本金:746億981万円)の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、台湾の有力デジタルマーケティング・エージェンシーである「WIS Performance Media Inc.」(本社:台北市、以下「WIS社」)の株式100%を取得することにつき、同社株主と合意しました。

 2005年に設立されたWIS社は、台湾のSEM市場のおよそ6割を占める中小零細事業者の需要に対して、パフォーマンスマーケティング領域のサービスを提供し、急成長してきました。100名の従業員を抱える同社は、台湾でサーチエンジン会社上位2社の広告枠を販売できる権利「公認リセラーステータス」(※1)を保有しており、さまざまな業種にまたがる約1,500社にデジタルマーケティング・サービスを提供しています。また、WIS社はGoogleのアナリティクス・パートナーにもなっています。

 株式取得後、当社はWIS社を当社グループの9つのグローバルネットワーク・ブランド(※2)の1つであるiProspect(アイプロスペクト)の台湾拠点と合併します。WIS社が加わることで、台湾でナンバーワンの広告会社グループである当社のビジネス基盤がさらに強固なものとなり、パフォーマンスマーケティング領域に強みを持つiProspect台湾のビジネス規模も倍増することになります。
今後、WIS社はブランド呼称を「iProspect WIS」とし、グループ各社との連携を図りながら、台湾のデジタル領域での成長戦略を加速させていきます。

 当社グループのメディア・コミュニケーション・エージェンシーであるCarat(カラ)が行っている世界の広告費成長率予測(2016年3月)によると、台湾の2015年のデジタル広告費は、前年比で15.0%増でした。2016年、2017年も2桁成長(それぞれ13.7%増)が続くと予測しています。

 なお、本件が当社の2016年12月期の連結業績に与える影響は軽微です。

 ※1 広告主とサーチエンジン会社との間を仲介し、広告主の代わりにメディアを購入する台湾特有のビジネス形態。
 ※2 電通の海外事業を統括する「電通イージス・ネットワーク社」(ロンドン)は、9つのグローバルネットワーク・ブランドを中心に世界でビジネスを展開しています。9つのブランドとは、Carat、Dentsu(Dentsu Brand Agencies)、Dentsu media、iProspect、Isobar、mcgarrybowen、MKTG、Posterscope、Vizeumを指します。

【WIS社の概要】
 社名:WIS Performance Media Inc.
 本社所在地:台湾・台北市
 設立:2005年8月
 株主構成:株式取得後、電通イージス・ネットワーク 100%
 収益(Revenue):1億1,200万台湾元(約3.6億円)(2015年12月期)
 代表者:Simon Wu(創業者兼CEO)
      Fay Lo(Vice President)
      David Lee(Business Director,Overseas Business Development)
 従業員数:100名
 事業内容:デジタルマーケティング全般のサービスを提供

以上




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