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IDC Japan、2016年〜2020年の国内CRM市場予測を発表
国内CRM市場予測を発表
・2015年の国内CRM市場は、前年比8.9%増、800億8,900万円。セールス/マーケティングアプリケーションが成長をけん引
・2016年以降はデジタルトランスフォーメーション(DX)の進行により、2015年〜2020年の年間平均成長率5.3%、2020年の市場規模は1,039億2,300万円と予測
・ベンダー/システムインテグレーターは、個別製品/サービスの訴求から顧客データ活用の全社展開訴求への転換、データエコノミーへの参入などが必要
IT専門調査会社IDC Japan株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1−13−5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03−3556−4760)は、国内CRM(Customer Relationship Management)市場を調査し、2015年の同市場の分析と2016年〜2020年の予測を発表しました。
IDCでは国内CRM市場を「コンタクトセンターアプリケーション市場」「カスタマーサービスアプリケーション市場」「マーケティングアプリケーション市場」「セールスアプリケーション市場」の4つの機能市場に分類して、それぞれの市場について個別に市場予測を行いました。
上記の市場分類にて、2015年の国内CRM市場は、前年比8.9%増の800億8,900万円になりました。2015年は、クラウドサービスが市場の中心であるマーケティングアプリケーション/セールスアプリケーションが市場成長をけん引しました。マーケティングアプリケーションでは、消費者のデジタル化進行、オムニコマースの進行によって、デジタルマーケティングの需要が拡大し、前年比19.2%増の高成長を達成しました。また、セールスアプリケーションでは、既設ユーザー企業での更改時のユーザー数拡大、従来導入されていなかった中堅中小企業へのタッチポイントの拡大が見られ、前年比11.6%増の成長を遂げました。
IDCでは、2016年以降の同市場は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進行や顧客情報のビッグデータ/アナリティクス需要、CRMアプリケーションとバックオフィスアプリケーション連携需要などの要因によって、2015年〜2020年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)5.3%で推移し、2020年には1,039億2,300万円になり、1,000億円を超える規模になると予測しています。
「ベンダーおよびシステムインテグレーターは、個別製品/サービスの訴求から顧客データ活用の全社展開訴求への転換、データエコノミーへの参入、およびコグニティブシステムとの連携強化を行っていくべきである」とIDC Japanソフトウェア&セキュリティ/ITスペンディング グループディレクターの眞鍋 敬は分析しています。
今回の発表はIDCが発行したレポート「国内CRMアプリケーション市場予測、2016年〜2020年」(JPJ40593716)にその詳細が報告されています。本レポートでは、国内CRMアプリケーション市場の機能市場別実績と予測などが示されています。
(※詳細についてはIDC Japanへお問い合わせ下さい。)
■レポート概要はこちら
国内CRMアプリケーション市場予測、2016年〜2020年
http://www.idcjapan.co.jp/Report/Unified_com/jpj40593716.html
<参考資料>
国内CRM市場予測、2015年〜2020年
*添付の関連資料を参照
◆一般の方のお問い合わせ先
IDC Japan(株)セールス
TEL:03−3556−4761
FAX:03−3556−4771
Email:jp-sales@idcjapan.co.jp
URL:http://www.idcjapan.co.jp