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日本産業機械工業会、4月の産業機械受注状況を発表
平成28年4月 産業機械受注状況
1.概要
本月の受注高は2,813億5,500万円、前年同月比111.7%となった。
内需は、2,105億3,700万円、前年同月比115.6%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比89.4%、非製造業向けは
同139.9%、官公需向けは同140.2%、代理店向けは同108.7%であった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(137.0%)、化学機械(101.5%)、プラスチック加工機械(148.3%)、ポンプ(104.0%)、送風機(112.2%)、運搬機械(104.9%)、金属加工機械(105.9%)、その他機械(147.2%)の8機種であり、減少した機種は、鉱山機械(19.6%)、タンク(74.2%)、圧縮機(90.9%)、変速機(96.2%)の4機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、708億1,800万円、前年同月比101.4%となった。
本月、プラント案件はなかった。
増加した機種は、ポンプ(110.5%)、圧縮機(111.4%)、運搬機械(160.1%)、その他機械(193.8%)の4機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(78.3%)、鉱山機械(55.6%)、化学機械(88.3%)、タンク(今月の受注額がマイナスのため、比率を計上できず)、プラスチック加工機械(80.9%)、送風機(12.9%)、変速機(99.6%)、金属加工機械(35.5%)の8機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
[1]ボイラ・原動機
電力、その他非製造業の増加により前年同月比120.6%となった。
[2]鉱山機械
建設の減少により同20.6%となった。
[3]化学機械(冷凍機械を含む)
石油・石炭、業務用機械、電力、官公需が増加したものの、化学、運輸・郵便、その他非製造業、外需の減少により同98.4%となった。
[4]タンク
石油・石炭、外需の減少により同25.5%となった。
[5]プラスチック加工機械
その他製造業の増加により同107.2%となった。
[6]ポンプ
電力、その他非製造業、官公需、外需の増加により同105.4%となった。
[7]圧縮機
化学の減少により同97.7%となった。
[8]送風機
外需の減少により同87.2%となった。
[9]運搬機械
鉄鋼、電力、外需の増加により同118.1%となった。
[10]変速機
鉄鋼、はん用・生産用、業務用機械、情報通信機械、その他輸送機械、電力の減少により同96.8%となった。
[10]金属加工機械
外需の減少により同81.1%となった。
※以下の資料は添付の関連資料「平成28年4月 産業機械受注状況」を参照
・(表1)産業機械 需要部門別受注状況
・(表2)産業機械 機種別受注状況
・(表3)平成28年4月 需要部門別機種別受注額